ITXセマウル号でスウォンへ~スウォン1
▼世界遺産の街スウォン(水原)にソウルから日帰りで行ってみることにした。スウォンはソウルから列車で最短30分ほど。人口120万の大きな都市だ。スウォンにはソウル駅から地下鉄1号線,往十里駅から地下鉄盆唐線でも行けるが時間がかかるため,ソウルからKORAIL(韓国鉄道公社)の中長距離列車で行くことにした。切符はネットであらかじめ予約をしておき,駅の窓口で発券。30分ほどの乗車で4800ウォンは安い。赤い「ITXセマウル号」(日本でいうところの特急,「特急」という列車区分があるのは世界で日本だけ)の車両は,2014年から客車のセマウル号の代替に導入された純国産車両。内装を見てもJRの特急列車と遜色はない。照明にLEDを使ったり,一部座席にコンセントが設置されているなど,最新の設備が整っているが,従来のセマウル号にあった特室(日本でいうグリーン車)やカフェカーは廃止されている。デッキにある客室へのドアには携帯電話OKと書いてあるのは日本と大きな違い。実はいい悪いは別として,車内(客室)で携帯電話が一律に禁止されているのは世界で日本だけである。ソウル駅のホームの向かい側には韓国新幹線KTXが停車していたが,韓国では線路幅が新幹線も在来線でも同じなので,新幹線用の特別線路を作る必要はない(実際には混雑緩和やスピードアップの目的で部分的に新設線を作ってはいるが)。韓国内のどこの駅でも新幹線が停車できるというメリットがある。【2017/4/16(日)午前10:27】 |
↓ソウル駅で出発を待つITXセマウル号(1003号プサン行き)

乗車したITXセマウル1003号プサン行きは,定刻通りにソウル駅を8:44に発車し,途中ヨンドゥンポ(永登浦)駅(西口には韓国最大級のショッピングセンター「TIMES SQUARE」がある)に停車し,29分でスウォン(水原)駅に到着した。スウォン駅は地上駅で,改札は2階にあるので,ホームからエスカレーターを上る。 |
↓車窓

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