移動に便利なMRT~シンガポール11
▼シンガポールの移動には,ここ数年で路線が増えたり,延伸されたMRTが便利だ。郊外では高架を走り,都心では地下に潜るので,日本の「地下鉄」とさして変わりはない。台湾でも香港でもそうだが,このような都市交通を地下鉄とは呼ばないのは共通している。切符売り場(自動販売機)は地下1階にあり,改札を入って地下2階にあるホームに下りていくというのが,駅の構造の基本だ。自動販売機でスタンダードチケットを購入して,自動改札機にはそれをタッチして入場する。ホームのある地下2階と改札のある地下1階は吹き抜けになっていることが多く,なっていないにしても天井は2階分の高さがあるので,日本の地下鉄のような圧迫感はない。さらにフルスクリーン型オートドアの設置で,日本のように飛び込み自殺や目の不自由な人が事故に遭うこともない。この駅の構造といい,すべての駅にオートドアがあることなどは台湾のMRT(台北・高雄)とそっくりだ。シンガポールの地下鉄はまるで台湾のMRTを真似たのかも...車内はロングシートで,通路の真ん中に棒が立っていて,つり革は通路の上にある。車両の端には優先席が設けられているのは日本と同じだ。【2017/2/4(土) 午後 7:35】 |
↓MRTの自動販売機

乗る時に購入したスタンダードチケットは,降りるときに自動改札機では回収されない。それを自動販売機に挿入すれば,購入時に上乗せして支払ったデポジット代が返金されるからだ。デポジット代を上乗せして売らなくても,改札機で回収すればいいと思うのだが。いちいち降りた駅で,自動販売機に行って回収してもらうのはとても面倒だ。とはいえ,シンガポールのMRTは移動にとても便利で,快適な乗り物だ。 |
↓降りたらデポジットの返還を忘れずに

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