夫が勤め人で,16日間の個人手配旅行(北欧3か国+中国)をすることができる夫婦はそうたくさんはいないだろう。それは,金銭的な問題,時間の問題,手間の問題,体力の問題の4点がネックになるからである。金銭的な問題は,ふだんからスーパー陸マイラー(搭乗して稼ぐマイルは全体の2割程度しかない)を心がけて,せっせとマイルを貯めているおかげで,航空諸税とサーチャージを除く2人分の飛行機代はすべてただになった(使ったマイル数は,120000マイル+予約取り直しによるキャンセルが2回・2人分で12000マイル=132000マイル)ので無事クリアー。それでもホテル代,食費,地上交通費,入場券代,土産代など旅行費用は40万円以上かかっている。次に時間の問題は,夏休み9日間(連続夏季休暇)+4日間の有給休暇(火曜~金曜連続)+代休1日(月曜)+2日間の特別休暇(月・火)でしめて16日間連続休暇にできたことで解決した。手間の問題は,旅行知識がプロ並みになってきたことと,やる気パワーでクリアした。エアーについてはマイレージ特典航空券を渡航11か月前に予約。途中でサーチャージ額が下がったので,2回予約の取り直しを行って,結果的には全行程4社7便の航空券を予約。特典航空券の制約から,ヨーロッパでの途中降機は2回に限られているので,オープンジョーを2回行い,鉄道移動を2回組み込んだ。鉄道については,混雑の予想される1回については,3か月(ぴったり90日)前にネットで予約・クレジットカード決済(発券は現地)。もう1回は混むことがあり得ないので乗車駅で直接購入。ホテルについては全行程5ホテル14泊分を6か月前から順次ネットのホテル専用サイト3つで予約。ホテルの予約後に飛行機の変更によって,行程も変更したことから,ホテルを取り直すことも2,3回あった。【2016/10/9(日) 午前 11:56】 |
↓コペンハーゲン行スカンジナビア航空機(成田国際空港)

↓北京行ルフトハンザ航空機(フランクフルト・アム・マイン国際空港)

↓成田行全日空機(北京首都国際空港)

↓オスロ行ベルゲン急行(ベルゲン駅)

↓ヘルシンキ行フィンランド鉄道(トゥルク駅)

↓ベルゲンで宿泊したトーンホテル(チェックインが23:30になった)

↓ヘルシンキで宿泊したスカンディック・マルスキーホテル(サウナがある)

↓乗継をしたアーランダ国際空港(ストックホルム)

↓ヘルシンキのトラム

↓北京市内の移動に使った北京地鉄

旅行に関するさまざまな資料は,日本で手に入る旅行ガイドブック(ロンリープラネットなど英語版を含む)やネットの情報を半年前から入手し,持参するPCにPDFで格納。また現地で使うために,天気予報や地域情報のサイトをインターネットのお気に入りサイトに登録しておいた。体力の問題は行ってみないとわからないが,海外旅行保険に入るなどで対応する他なかった。幸いにも病気にはならなかったが,腰痛や疲労は辛かった。疲労回復の錠剤(アリナミンの類)は持っていったが,気休めであってほとんど効かなかった。 |
この旅行では,フルハイビジョンが撮れるビデオで合計5時間ほど撮影し,さらにデジタル一眼レフカメラで14,000枚強も撮影した。よくも過密なスケジュールで,こんなこともできたと我ながら感心したが,これが海外旅行経験の豊富さを物語っている。ツアーと異なり,個人自由旅行は頭を働かせなければ,ツアー以上のものは得られない。効率のよさからいえばツアーの方がいいに決まっている。非効率を効率よく持っていき,ツアーの2倍は楽しまなくては,と思うのはやはり貧乏性なのだろうか。北欧を2週間まわった後に,北京に寄っていくという奇抜な?発想は個人旅行を何度もしていないと出てこない。若い人もどんどん海外に行ってもらいたいが,内篭りはなかなか治るものではないかもしれない。 |
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