マーケット広場の賑わい~トゥルク9 - Yukky's ワールドウォッチング
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マーケット広場の賑わい~トゥルク9

category - トゥルク
2016/ 09/ 23
                 
日本出発前にネット上の写真だけはよく目にしていたマーケット広場を実際に見る機会が訪れた。日本を出発して7日目である。朝早くから個人がたくさんの品物を持ち込んで開かれるマーケットは,ヨーロッパではごく当たり前の風景である。アジア各国でもよく見られる露店のマーケットを広場に集めたものである。日本では,朝市と称して行われる場所も一部で見られるほどだが,マーケット文化は残念ながら,大陸のみ広まり,韓国から海を隔てた日本には伝わらなかったようだ。ガラパゴスに例えられる島国だから当然といえる。マーケット広場で販売されるものは主に野菜とフルーツなどの青果物だ。衣類もあるのだが,広場の端にごく少数だ。大きなトラックに露店を作るための資材と品物を積んで広場にやってきて,テントの設営と品物の陳列が始まる。午前8時ごろに行ってもまだ陳列をしている店もある。夏から秋にかけては作物の収穫時期なので,マーケットにはとくに活気がある。人の数こそ多くはなく,むしろ売り子の方が多い朝方だが,犬を連れて散歩方々やってきた人や子どもを連れた若い女性など,幅広い年齢層の客が来ている。日本で食べるような野菜はだいたい揃っているが,北国だけにジャガイモの種類が多いこと,カンタレッリ(アンズ茸)とエンドウ豆の2つはどの店でもメイン商品となっていること,ベリー類が豊富なことなどが特徴的だ。値段は断然安い。日本の八百屋には敵わないが,スーパーより安いと思う。北欧の物価から考えると超お得だ。野菜をここで買っても旅行中ではどうすることもできないが,フルーツならけっこう食べられてしまうので,まずはベリーに挑戦。日本ではあまりなじみはないし,スーパーで売られているベリーといえばイチゴとブルーベリーくらいしか見当たらないが,北欧では種類がかなりある。リンゴンベリー,ラズベリー,など赤色の種類が多い。味はどれも甘酸っぱく,量はあっても意外と食べきれるのは不思議だ。次にブドウに挑戦。ヨーロッパでは種無し系が多く,皮まで食べられるブドウが人気だ。これもひと房単位で買うことができる。ひと房と言ってもかなり大きめだが,1ユーロで買えてしまう。皮ごと食べられる種無し白ブドウは日本では高いが,こちらではごく普通に食べられているので安価なのだろう。【2016/9/23(金) 午後 10:05】

↓日曜を除く毎日行われる露店マーケット
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↓マーケットで売られているモノ
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↓〃(エンドウ豆)
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↓〃(衣類はわずか)
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↓〃(バナナは世界中どこでもある)
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↓〃(カンタレッリ〔アンズ茸〕)
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↓〃(ベリー)
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↓〃(様々なベリー)
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マーケット広場の売り子たちは,圧倒的に女性が多い。3:1で女性だろう。お年寄りが売り子をやる場合を除き,若い人が切り盛りする場合は,圧倒的に女性だ。若い男性がいないこともないが,ごく少数だ。売り子たちと客のやり取りを見ていると,売り子たちの笑顔が素晴らしい。日本では愛想がよいというのだろうが,こちらでは自然に出る笑顔である。やり取りひとつひとつに笑みがこぼれる。お釣りを返す時には,笑顔とともに「キートス!(ありがとう)」といっているのだろうと遠くからでも見てとれる。

↓売り子は女性が中心。買う時は指差しで。最後に「キートス」と言おう。
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このマーケットで欲しいものがあったら,指さしすれば,だいたいは通じる。ベリーやエンドウ豆などひとつひとつが小さく,軽めのものは,プラスティックの容器一杯いくら,という売り方をする。さらにジャガイモのようにひとつひとつが大きく,重さのあるものは,木の升一杯でいくら,あるいは小さなバケツ一杯でいくら,という売り方をする。重さではなく,量(かさ)で売るのが基本だ。大きさの異なる容器が何種類か用意されているが,もっとも小さくても一人では食べ切れないほどの量が盛られて来るので,何人かでシェアするしかないが,一人なら散策しながら何回かに分けて食べるしかない。交渉によって,少なくしてもらうことはたぶん可能だろう。通貨単位がユーロなので,量の少ないものは1ユーロ単位で売られていると思って間違いないので,青果物の1ユーロショップといってもいいかもしれない。

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