観光案内所のテーブルはヘルシンキ市内図~ヘルシンキ8
▼ヘルシンキの観光案内所,いわゆる「i」は北エスプラナーディ通りの真ん中辺りにある。市内には他にも観光案内所はあるが,ここがもっとも充実している。営業時間に関していえば,年中無休で,閉店時刻は平日と土・日で違うが,開店時刻は朝9時で一律である。案内所の奥には「ヘルシンキ・エキスパート」のツアーカウンターもあり,ヘルシンキ・カード提示で,市内のツアーが割引になるなどの特典もある。タリン行きの船のチケットも扱っているが,有料なので,出航する船のターミナルで直接購入した方がよい。大型船の場合はよほどのことがない限り,出港直前でも満席になることはないからだ。【2016/9/22(木) 午前 9:29】 |
↓「i」のカウンター

案内所の外(北エスプラナーディ通りに面した歩道上)に並べられているイスやテーブルのうち,テーブル面はヘルシンキの地図になっている。ここでこれからどこに行くかと,その地図を見ながら対策を練るということを想定して考えられたのだろうが,実際はここに地図があってもテーブルごと持っていくわけにはいかないのであまり使えるものではないが,デザインと思って眺めるのが妥当である。観光案内所の中には,ヘルシンキの観光資料がたくさん用意されている。カウンターや窓越しに吊るされている動物らしきキャラクターはヘルシンキのマスコット的存在だと思うが,あまりかわいいとは思えない(個人の主観しだいだが)。PCを使って,ヘルシンキの情報を見ることができるようになっているが,この内容はヘルシンキビジターズ・ガイドというパンフレットにも大方載っている(日本語版あり)。ただし,催し物など最新の情報はPCの方が正確なので,時間があれば,ウェブの情報を見てから行動に移る方が賢明だろう。個人旅行者なら必ず観光案内所に寄るのは鉄則だが,充実度からいえばオスロやベルゲンのあるノルウェーの方が上だ。さらにフィンランドでもトゥルクの観光案内所はとても充実していたので,そこを訪れてしまうとヘルシンキはいまいちといったところだ。観光資源は多いので,観光案内所にあまり頼らずに回った方がいいのかもしれない。パンフレットは日本で入らなくもないので,時間があれば寄ってもいいだろう,ということにしておきたい。 |
↓「i」の前のヘルシンキ地図テーブル

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