古い街並みを残すナーンタリ~ナーンタリ7
▼「ムーミン・ワールド」から海沿いを歩くこと数分で,土産物屋が何店かかたまっている場所に着く。この中にはフィンランドではおなじみ「ムーミンショップ」もある。また,この辺りは「ナーンタリ大聖堂」の眺望がよく,散策にはぴったりの場所である。【2016/9/22(木) 午前 9:15】 |
↓「ナーンタリ大聖堂」とウォーターフロント

そこを過ぎてまもなく,ナーンタリの旧市街に入る。ナーンタリのバスターミナルからだと徒歩10分ほどである。旧市街の広さは東西にほぼ500m,南北にほぼ300mくらいだ。カラフルな壁の色が特徴的な木造家屋が並んでいる。平屋の建物がわりと多く,北欧建築のようでちょっと違う。それは建てられた時代が古いからだろうか。旧市街界隈は18~19世紀に建てられた建物がほとんどで,さすがにやや傾いたものもあるが,もともと地震はない場所なので,木造とはいえ100年以上も住めるのである。古くなるとすぐに取り壊す日本では100年どころか40~50年も経てば,壊して建て直すのが普通だろう。家の土台は岩を積んでコンクリートで固めている。雪が降り積もることもあるので,土台は高めだ。道路を照らす街灯は,家々の外壁に付いている。屋外の電気代を個人が負担するのだろうか?各家庭には暖炉かストーブがあるのだろう。屋根には必ず煙突が付いている。さて,旧市街のメインストリートであるMannerheimin通り西部はヨットハーバーなどがあるため,海はすぐそこである。観光客を狙った土産物屋などのショップも少なくない。カフェやホテル,アートギャラリーもある。住宅だった家屋を改装し,小さいながらもショップとしてオープンさせている。カフェというと『カフェアントニウス』がお勧めだ。オーナーのおばさんが作るさまざまな手作りケーキが食べられる。入口の外に置いてある白いイスとテーブルが目印だ。歩き疲れたら甘いものがいちばんなので,時間が許せばゆっくり休みたい場所だ。 |
↓旧市街Mannerheimin通り

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