「ムーミン・ワールド」の主役はムーミンではない?1~ナーンタリ3
ナーンタリカイロ島に入り,樹木の中を少し進むと「ムーミン・ワールド」のチケットブースがある。小さな売場が一つである。一日券20ユーロ,二日券29ユーロ(3歳未満は無料)。ライド・アトラクションはゼロだから,このくらいの入場料が妥当であろう。購入したビニールのチケットは手首に巻くようになっている。 入場してすぐ左側に「シアター・エンマ」というオープン劇場がある(屋根あり)。そこでは,ムーミンとその仲間たちが劇を演じている。島のほぼ中央には「おさびし山」があり,ニョロニョロの洞窟や迷路がある。中央のメインストリートには,ムーミン谷の街が形成されている。警察署,消防署,郵便局,ムーミンのプレイハウス,などとともにショップやレストランが並ぶ。午前10時のオープン後まもない時刻では,このストリートも人はまばらである。【2016/9/22(木) 午前 9:08】 |
↓「ムーミン・ワールド」のチケットブース

そんなあまり人影のないストリートをスティンキーという黒っぽい着ぐるみキャラクターが業務移動のために通り過ぎていくと,すごく目だってしまう。このテーマパークでも同じキャラクターが場所を変え,一度に複数出没しているのは,千葉DisneyResortと同じである。ムーミンの家のテラスではムーミン家族と語らっていたスナフキンが,あっという間に瞬間移動して,数分後にスナフキンキャンプで子どもたちに本を読んで聞かせていることはあり得ない話だ。スナフキンは素顔なので比較ができる。2箇所のスナフキンは明らかに違う顔だ。リトルミイもシアターで演じている最中に,こそっと抜け出してムーミンの家のテラスでスナフキンと遊んでいるわけがない。こうして,このテーマパークでは最低でも同じキャラクターが2人?いることが判明した。千葉DisneyResortのように,地下に移動用のトンネルが掘られているわけではないので,人前をとぼとぼと移動せざるを得ないのはちょっとかわいそうだ。 |
↓キャラクターは地上をとぼとぼと移動する

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