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ヘスバーガーはトゥルクが発祥~フィンランド2

フィンランド
09 /21 2016
世界的なハンバーガーチェーンはマクドだが,各国にはローカルハンバーガーチェーンが存在する。日本では東京都板橋区成増を発祥(1号店は東武東上線成増駅南口下車すぐ)とするモスバーガーということになろうか。フィンランドにもフィンランド生粋のハンバーガーチェーンがある。その名も「ヘスバーガー」だ。生まれはフィンランド第3の都市トゥルクで,今では,首都ヘルシンキなどにも出店している。トゥルク市内には数店舗あり,日曜以外は露店マーケットが開かれるマーケット広場内にも常設店舗があるほどだ。時々ヘスバーガーのトラックを街で見かけることもある。どれほどマクドと差別化されているかはわからないが,おらが国のハンバーガーという思いは強いだろう。マクドとはメニューに差異はあまり見られないが,ローカルバーガーの強みは地元素材を使ってアピールすることだろう。北欧の動物性食材で典型的なものは,サーモン(サケ)とトナカイだろう。サーモンは北大西洋で獲れるアトランティックサーモンが有名だが,天然物は高いので,ハンバーガーに使うのは養殖が当たり前だ。日本の回転ずしも多くはこの養殖サーモンが使われている。トナカイは牧場があるほどなので(北海道にも北部の幌延にトナカイ牧場があるのでフィンランドの専売特許ではない),供給上困ることはないだろう。マクドは世界的にみても店舗も宣伝も派手だが,ヘスバーガーは案外地味な店舗で,マクド同様カフェを併設していることが多い。【2016/9/21(水) 午後 10:08】

↓「ヘスバーガー」の広告宣伝車(トゥルク市内)
https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-a4-fe/laxjfk2002/folder/1691254/43/57649143/img_0


「ヘスバーガー」はテイクアウェイも多いが,オープンエアにイスとテーブルがいくつかあるので,そこで食べることもできる。全体的に中小規模の店舗が多いのも,テナント料などを低く抑えようとしているのだろう。世界的なマクドに挑むのはたいへんなので,地元素材+こじんまりした店舗で,きめの細かいサービスを行って差別化を図っているようだ。フィンランドに来て小腹がすいたら,けっしてマクドに入ることなく,探してでもヘスバーガーに入って,フィンランドの地元企業に貢献したいものだ。かといって日本でモスバーガーに貢献したいとは少しも思ったことはない。モスは味はいいが,他のチェーンより値段が高いし,割引がない。ヘスは現地のマクドと値段はほとんど変わらない。同じ値段ならおらが国の誇りともいえる地元企業というのが普通だろうが,それは日本ではあまり通用しないようだ。

↓オープンエア店舗(ナーンタリ)
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↓郊外のショッピングセンター店舗(ヘルシンキ)
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yukky7

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バックパッカー的な視点も多々ありますが,いかなる都市でも,3.5星以上の宿に泊っています(笑)。