ただで乗りたいビジネスクラス~全日空 ソウル・成田線
▼ソウルの乗り継ぎは2Fに着き,手荷物チェックだけをしてすぐ3Fに行くだけの簡単な移動で済むので,初めてでもわかりやすく,日本のようにターミナル間をバスで移動したりすることもない(写真1番目はソウル・仁川国際空港3F搭乗ロビー)。いよいよソウルから成田に向けての最終便は全日空である。台北から成田まで1日がかりのフライトは疲れるが,ビジネスクラスに1日3便も乗ることはめったにない。ソウルの仁川国際空港は,大きくて明るいターミナルで,免税店などのショップも多く,乗り継ぎだけでも十分楽しめる空港である。アジアのハブ空港としての役割もあるので,中東などに行くときには,ソウルで乗り継ぐ方がよい。たとえば,日本からドバイに行く便は現在関西国際空港からしか出ていないので(中部国際空港からも行けるようになるが),関東の人間は国内で1回乗り継ぐ(それも国内線から国際線へ)ことになるが,ソウルであれば乗り継ぎは「こんなにも簡単でいいの?」と思えるくらいあっという間なので,オススメである。時間があったので,提携航空会社シンガポール航空のラウンジ(ラッフルズクラス)を利用させてもらった。台北のタイ国際航空のラウンジよりかなり上のサービスが提供され,24時間いつでも軽食が自由に食べられるようになっていた(軽食といっても,サンドイッチからローストビーフまであり,ビュッフェという雰囲気であった)。一方,全日空であるが,日本航空が不振なため,その恩恵を受け国内外とも好調であるが,国際線の近距離についてはあまり投資をしていない。これは日本航空でも同じである。高い運賃の遠距離路線優先という考え方である。よってビジネスクラスといえど,ユナイテッド,タイ国際と比べてもシートピッチは一番狭く(写真2番目),食事も夕食にもかかわらず,全皿同時に出てきたのには面食らった(写真3番目)。これではエコノミークラスと同じではないか?!それほどにビジネスクラスでのサービスは他社より劣っている。長距離便は別だろうが。教訓:短距離路線のビジネスクラスに乗るなら,日系はやめた方がいい!【2006/6/8(木) 午後 9:17】
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