トゥルクから始まるフィンランドの旅~トゥルク1
▼日本からフィンランドに入国する人の大部分は,首都ヘルシンキからだろうが,わが家の旅では,ヘルシンキ,タンペレに続くフィンランド第三の都市トゥルク(スウェーデン名オーボ)からとなった。入国したトゥルク空港は,海外からの飛行機も着陸する,いわゆる国際空港なのだが,日本でいえば与那国島の空港のような,たいへんこじんまりした空港である。駐機できるスペースがないとみえて,飛んできた飛行機が折り返して飛んでいくような空港である。ストックホルム・アーランダ空港から風光明媚な島々を眼下に見ながら約45分でトゥルク空港に到着した。搭乗した航空会社はブルーワンだ(現在はスカンジナビア航空に統合)。小型ジェットばかりの小さな会社で,フィンランド内のローカル線やフィンランドと北欧諸国との間を飛んでいる航空会社だ。 最近日本では飛行機の乗り降りにタラップを使い,さらにターミナルと飛行機の間を歩くことは少なくなったが,トゥルク空港では。飛行機から空港ターミナルまではタラップを降りて200mほど歩く。雨や雪なら,この200mが結構厄介だ。【2016/9/21(水) 午後 9:59】 |
↓アーランダ空港からブルーワン航空でトゥルクに到着

空港ターミナルに入ると,預け荷物のターンテーブルが目の前にあり,中央にはムーミンの大きなぬいぐるみが置いてある。近くにムーミンワールドがあり,フィンランドが生んだ国民的マスコットなので,当然のごとく,ムーミンがお出迎えというわけだ。荷物を待つ間,トイレに行って帰ってくると,同じ便に乗ってきた人々はすでにターンテーブル周辺からはいなくなっていた。ストックホルムから45分という短い路線なので,近所の人が多いらしい。荷物を預ける人が少ないので,すぐにピックアップでき,数分もたてば人がいなくなってしまう。さらにシェンゲン協定締約国同士の飛行ということもあり,ノルウェーからの入国なのにパスポートチェックすらなく,飛行機を降りてから数分で空港の外に出ることができた。トゥルク空港は典型的なローカル空港で,到着ロビーに出ても,レンタカーなどのカウンターがあるにもかかわらず,人影はなく,外に出てようやくバスを待つ人が2,3人いただけだ。トゥルク市内に行くバスは20分おきにあり,20分くらいでトゥルク市内に到着する。 |
↓ターンテーブルの中央に置かれているムーミンのぬいぐるみ

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