ベルゲン鉄道の車窓から2~ノルウェー5
▼発売日のちょうど3ヶ月前にネットで予約してあった切符の座席番号を見ると,駅舎からいちばん近い最後部の車両だった。この車両だけコンフォート・クラスと呼ばれる,日本でいえばグリーン車だ。在来線の車両なのに,1両の長さは,日本の新幹線並みに長い。このコンフォート・クラスから前はすべてツーリスト・クラス(普通座席車)のようだ。コンフォート・クラスに乗る人は少なく,出発時には全座席の3分の1ほどが埋まったに過ぎない。コンフォート・クラスの座席はとてもゆったりとしていて,テーブルが大きい。食事をするにも余裕がある。飛行機のテーブルの3~4倍くらいはあるのではないか。二つ折りで大きくも小さくもできる。これだけ面積があれば,パソコンを載せてさらに食べ物なども載せられる。パソコンの電源は座席と座席の間にあり,ちょっと気付きにくい。【2016/9/21(水) 午後 9:52】 |
↓コンフォート・クラスへ乗車

コーヒー,紅茶は車両の中間にある,コーナーで飲めるようになっている。普通のコーヒーはもちろんのこと,カプチーノやエスプレッソまで無料で何杯も飲めるようになっている。このコーナーには立ってコーヒーを飲んだり,景色を見たりするスペースが設けられている。新聞も2~3種類置いてあり自由に持って行って構わない。これだけいろいろ配慮されていて,ツーリスト・クラス料金+99クローネだ。この日は普通車が賑わっていたようだが,少しでも倹約して交通費を抑えるのはやはりドイツ人の乗客だろうか。乗客がほぼ乗り終えると,ホームの一時的な混雑はなくなり,次の長距離列車までは間があるので,構内は本来の落ち着きを取り戻す。コンフォート・クラスは最後尾の車両なので,ホームの先に何両の車両があるのかわからないが,夏場とあって,少なくても7両は付いているだろう。オスロを結ぶ直通列車は夏期には1日数本あり,ただ全区間を移動するだけなら,この列車か次の列車がいいと思った。いずれもオスロまで7時間以上かかるので,オスロ到着時刻も考慮したい。ベルゲンからオスロへは飛行機の方が頻繁に飛んでいるし,格安航空会社もあるので,単に移動だけなら飛行機でもいいが,車窓を十分楽しめるベルゲン鉄道を楽しまないと損をするので,1回は全区間乗車すべきだろう。 |
↓無料のホットドリンクコーナー

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