ヴィグドイ博物館めぐり2~オスロ32
▼「フラム号博物館」の次に訪れたのは「コンチキ号博物館」である。「フラム号博物館」からは道路を挟んで目の前にある。入口前ではモアイ像のオブジェの出迎えを受ける。入口は片側ドア1枚で,「ENTRANCE」という文字がなければまったく目立たない。入口のすぐ右にはアイスクリームやドリンクを売る店があるので,暑いときはここで一息入れて中に入りたい。【2016/9/21(水) 午後 8:24】 |
↓入口前のモアイ像,館内にもモアイ像がある

この博物館も船がメインの展示なので,入っていくなり,「コンチキ号」といういかだの船が展示されている。旗には「日の丸」のような白地にオレンジ色の丸の帆が目に入ってくる。日本人なら誰もが「日の丸だ」「日本の船だ」と思うだろうが,まったく関係はない。トール・ヘイエルダールというノルウェーの人類学者の功績を展示した博物館で,乗員として日本人カメラマンも乗っていたことがあるのでまったく無関係でもないが。トール・ヘイエルダールは,1947年にペルーからポロネシアまでこの船で漂流し,南米からポリネシアへの文化の移動を実証した人である。彼は1970年には大西洋横断にこの船を使うなど,「コンチキ号」はずいぶんと活躍したそうだ。 |
↓館内に展示されている「コンチキ号」

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