オスロで最も古い部類のレストラン~オスロ21
▼たまたま通りかかったレストランを撮影したら,このレストランはオスロではもっとも古いレストランの一つだということがわかった。このレストランは市内南部,オスロ駅からアーケスフーシュ城に向かう途中にある。店名は「エンゲブレト・カフェ」で,カフェと名前がつくものの,本格的なノルウェーの郷土料理が食べられる店だ。当初のスタートがカフェだったのでその名残が店名に残っているのだ。日曜を除き深夜(午前2時)まで営業している。入口に近い外壁の高い位置に1857年創業と書かれている。つまり創業から150年以上経っているわけだ。入口の右側手前に銅像が立っている。台座には「JOHANNES BRUN」(1832年3月30日生1890年12月7日没まで刻まれている)とある。入口前に台座を含め3m以上の銅像が立っているレストランも珍しい。この人物は生存していた年代から推測すると創業者だろうか。【2016/9/21(水) 午後 8:02】 |
↓テラスで食事ができる「エンゲブレト・カフェ」

建物は2階建ての落ちついた造りで,外壁には窓と窓の間に花が飾られ,ほぼ同じ位置に照明も付いている。テラスに10組ほどのテーブルやイスが並べられオープンカフェになっている。そこには3組の客が食事をしている。まだ日は高い午後4時過ぎだが,カフェ目的で来ている客と思われる。この日は土曜だったので,夕食なら午後7時でもまだ早いほどだ。オープンカフェの前が木々のある公園になっているので,尚更,緑が多く感じられるが,当のオープンカフェの真ん中にも一本木が立っているので緑あふれるカフェだ。店のまわりは繁華街から4ブロックほど離れているので,すでに閑静な住宅地に入っていて,通行人もきわめて少ない。ランチにはオープンサンド・ビュッフェが食べられるということだ。ノルウェーはスモークサーモンやハムなど,挟む素材に恵まれているので,サンドウィッチはなかなか旨いのでぜひご賞味あれ。日本にも創業が100年前という店はあるだろうが,建物そのものが100年も経っているというのは,めったにない。建物も創業当時と変わらないというのは,やはりヨーロッパなどでしか体験できない。オスロにはそういったカフェが少なくないので,時間があれば入りたい。 |
↓カフェの全景

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