地下鉄1号線はバス振替輸送中だった!後編~オスロ14
▼待つこと15分でようやくVoksenkollenへ行くバスが入ってきた。途中,ホルメンコーレンという場所を通る。ここは今でこそ高級住宅街だが,もう100年以上も前の1892年にスキーのジャンプ大会が開かれた場所だ。さらに1952年の冬季オリンピックでもここが使われた。現在もジャンプ台があり,横にスキー博物館があり見学できるようになっている(博物館にはスキー・シュミレーターなるものがあり,スキー競技の滑降が楽しめるようになっているということだ。)が,そこに寄っている暇はなく先を急ぐ。この辺りは海抜が400mを越え,オスロを一望できる。こんな山の上まで地下鉄が通っているというのもたいへん珍しいことだ。それも市内から30分ほどで,森林に覆われた山の上に来られるのだ。バスは断続的に訪れるカーブをゆっくりと進み,乗車後12分で,目的のVoksenkollenの停留所に着いた。2016/9/19(月) 午後 7:51 |
↓Midtstuenのバス停はオスロ都心から20分なのに森の中である。

地下鉄1号線のVoksenkollen駅も目と鼻の先にある。同じバスに乗っていた子ども連れの団体もここで降りた。行く方向は同じらしい。平日ゆえ親あるいは保育士が子どもを連れてピクニックに来たらしい。Jernbanetorget駅(オスロ中央駅最寄駅)から1時間15分もかかってしまったが,1号線が動いていれば35分で着くところだ。都心(海抜10mほど)から地下鉄1本35分ほどで大きな森(海抜400mほど)に行けるのである。日本では首都東京から1時間以上電車に乗っても住宅密集地が相変わらず続くことを思うと,都心からわりとすぐに大自然に飛びこめるオスロの子どもたちは幸せだと思う。時間のロスは大きかったが,面白い体験もできた。 |
↓Victoriatomta(目的地)のバス停に到着

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