オスロ大聖堂はオスロの顔~オスロ12
▼オスロ中央駅からカール・ヨハンス通りを150mくらい進むと右側に高い塔を持つ寺院が見えてくる。オスロ大聖堂だ。1697年に創建されたキリスト教ルーテル派の総本山だ。ヴィーゲランの弟?が手がけたステンドグラスや壮大なパイプオルガンなど見所は多いが,カール・ヨハンス通りに気をとられてなかなかここを観光する人はいないようだ。時々通りを歩くときに目に入ってくる程度だろう。すぐそばをトラムが通っているので,大聖堂とトラムの組み合わせは絵になる風景だ。【2016/9/19(月) 午後 7:48】 |
↓オスロ大聖堂

オスロ大聖堂のすぐ西側に道路を挟んで広場がある。片隅に人工の池があるものの,石畳が敷いてあるだけの何の変哲もない広場だ。広場を取り囲む周囲の建物は,ヨーロッパ建築で,1階部分にはブティックや飲食店が入っていて,2階以上は住宅が多い。北側にはトラムの停留所があり,ひっきりなしにトラムが通り過ぎていく。午後4時過ぎといえばちょうど帰りの通勤ラッシュの時間帯である(北欧の夏は午後4時退勤である)。広場のほぼ真中には,大聖堂と面と向かって銅像が立っている。クリスチャン4世と刻まれている。それにしてもオスロ市内には銅像が多い。これは国民性なのか。広場には小さな露店が2~3軒出ていて,近くの土産屋から出てきた観光客,いわばおこぼれを拾おうというのだろうか。これらは露店で,別の日には,中央部が花の植木鉢で埋まっていた。広場の中央は,日替わりで,いろいろな店が出店するようだ。カール・ヨハンス通りから1本北側に入る広場だが,道路を渡って南東の角にある土産屋(前述)は,店内は小さいが,2頭のトロールが出迎え,観光客の出入りがわりと多い。要するにこの広場は,観光客にとっても,地元住民にとっても見るべきものもなければ,ベンチもないので,日中でも閑散としている。この広場でもっとも活用できるものといえば,トラムの乗り場だけだろう。オスロ大聖堂は本来見学はできるが,ついに入る機会(時間)がなかった。19世紀以来の長期補修工事に入っていて,この時は見学はできなかったのである。たいへん残念だ。この工事がいつ終わるかわからないので,見学が必要な場合は要確認。 |
↓西側の広場と「クリスチャン4世」の銅像

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