ソグネフィヨルドクルーズ3~ソグネフィヨルド11 - Yukky's ワールドウォッチング
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ソグネフィヨルドクルーズ3~ソグネフィヨルド11

フィヨルドの幅がだんだん広がってきた。その分,急な斜面による圧迫感も和らいでいく。前方遠くの険しい山までの距離もまだ相当あるので,山々の荒々しさは伝わってこない。進行方向右側に集落が見えてきた(13:43)。人口約600人のアウルラン村である。この村は,この辺一帯のアウルラン県の行政の中心地である。遠くから見ると濃い緑(木々)と黄緑(牧草地),そして建物のさまざまな色で,とても色彩豊かで美しく見える。アウルラン村の後方の山はこの辺りでは最も緩やかなので,平地はなくても比較的大きな集落ができたと思える。アウルラン村から北東にあるラルダールとの間に2000年に開通したラルダールトンネルは24.5kmで世界最長の道路トンネルである。ノルウェーの片田舎にそんな長いトンネルがあるとは,トンネル王国の日本人でもほとんど知らないようだ。この道路はオスロとベルゲンを結ぶ欧州自動車道路E16号の一部でもある。【2016/9/19(月) 午後 6:53】

↓フィヨルドの幅が広くなってきた
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↓アウルラン村が右前方に見えてきた
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アウルラン村へはフロムからも道路が延びているので,フロムから車だとほんの10分ほどで到達する。村の家々は白っぽい家が多いかと思えば,赤茶色,水色,黄色もある。屋根の色は中世ヨーロッパのように赤茶に統一されていることもなく,薄い灰色,薄い茶色,薄い赤茶色などがほとんどだ。岸辺から斜面の上へ段々畑のように家が立ち並んでいるので,どこへ行くにも坂を上ったり下ったりしなければならない。船着場があり,ここに寄る。この観光船は地元の人のフェリーの役目もあるので,沿線随一のアウルラン村には必ず寄港するようだ(13:47)。ここから先の進行方向右側は勾配がきつくなるので,フィヨルドと並行していた道路は内陸に入ってしまい(細い道路が海岸線に並行してさらに2~3kmだけ続く。),その先は道路も家もまったくなくなってしまうのだろう。進行方向左側を見ると山の頂付近には雪が残っている。フィヨルド沿いには時折こうした万年雪が見られる。海面の色はエメラルドグリーンとはいわないまでも,きれいなグリーン色だ。本流のソグネフィヨルドよりは浅瀬とはいえ深さは数百mもあるのだろう。海面にカモメが低空で,水面すれすれに飛んでいるのが見えてきた(13:59)。もともと海水が浸入したフィヨルドだから,海岸から200kmも奥に入ってもれっきとした海である。カモメがいてもおかしくはないが,切り立った山の間の水面に浮かぶカモメと実際の海にいるカモメと同じものだとはなかなか相容れられない気分だ。

↓白壁とカラフルな色の屋根が美しい街並みだ
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↓絵になる風景とはこのこと!
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↓アウルラン村北側の滝
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↓左側の山の頂付近には万年雪
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↓カモメがすいすいと飛び回っている
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↓カモメをカメラに収めようとしている女性
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船は少しずつ左にカーブしていく。今までは北に進んでいたが,北北西から北西に進路が変わっていく。両岸の山とも険しくなってきた。空に占める雲の割合がさらに減って,青空の占める割合が8割を超えただろうか。憂鬱な気持ちで朝方,ベルゲンを出発したことをすっかり忘れてしまっていた。船上の乗客たちは,思い思いにカメラやビデオで写真を撮っている。欧米人はビデオで動画を撮ることの方が,デジカメで写真を撮るより多い。これが中国人なら全員がデジカメを持ってきて,景色だけの写真は撮らずに,自分や家族の入った写真をフィヨルドバックにパチパチと撮り続けていることだろう。左にカーブしてきたので,後方を見ても,フロムのあった辺りは見えなくなってしまった(14:03)。相変わらず右を見ても左を見ても滝が多い。右側のかなり上の方に家が数軒見える。農場のようだ。アウルランからさらに4km北に進んだところだ。この家々が進行方向右側最後の建物となりそうだ。

↓雨の予報が、こんなに晴れるとは...
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↓左にカーブしてきたのでもうフロムは見えない
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↓フィヨルドに直接注ぐ滝
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↓右側に見える最後の民家
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↓岩山がまだまだ続く
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