フロム散策(中編)~ソグネフィヨルド6
ソグネフィヨルド停泊中の大型客船に近いカフェでランチということになった。これからフィヨルド観光船に乗ってグドヴァンゲンに向かい,すぐ接続するヴォス行きのバスに乗ることになると,これから3時間以上は食事をすることはできないので,ここで食べてしまわなければならない。フロムのレストランの値段は物価高のノルウェー価格に観光地価格が上乗せされ,とんでもない価格であるが,この際仕方がない。ノルウェー旅行では食事の出費だけは自己防衛しようにも苦しい。比較的安めのパン系だけではすぐに飽きてしまい,食べるものがなくなってしまう。さて,通りがかりに入ったカフェ「Furukroa」の値段表は覚悟していた範囲だったが,日本と比べるとやはり高いといわざるを得ない。ここはレストランではなく(奥に隣り合ってレストラン「Furukroa」がある),単なるカフェであるのだからもう少し安くてもいいと思うのだが...ハンバーガー73クローネ(円高になったとはいえ,日本円に換算してざっと1100円,グリーンサラダ900円,ミートボール&ポテト1700円,肉と野菜のプレート類1800~2100円,パン&スープ900円,ビール1000円などという値段設定だ(2009年8月現在)。日本でも観光地は高いが,ノルウェーでは1年前から30%円高になっており,日本円は値下げになってこの値段だから,円高がなければ,ハンバーガー1個が1600円ほどになっていたことになる。物価が高いとはいっても一皿の量は,日本の1.5倍はあるので,結局グラム当たりの単価は日本と変わらないかもしれない。小腹がすいたときは一人で食べずに,2人でシェアすればちょうどよい量である。それにしてもビールは高い。ミネラルウォーターもしかり。保温できる水筒持参で安く済ませることをお勧めしたい。ビールは仕方ないにしても(飲まなければいいといわれるとそれまでだが),ミネラルウォーターにビール以上の代金を払うのは馬鹿馬鹿しい。やはり日本人の感覚(水はビールより安い)が抜けないらしい。フィヨルド観光船の出航時刻が迫ってきたので,太陽の下で景色を楽しみながらのんびり食べるというわけにはいかず,あわてて口に押し込み,カフェを後にして,約200m先の観光船乗り場に走った。【2016/9/19(月) 午後 6:41】 |
↓ランチに入ったカフェ

フロムで飲食できる場所は,フレットハイムホテルにカフェとレストラン,フロム駅にカフェがある。駅や港からすぐというとこれくらいしかない。列車レストランの奥にヴァイキング風建築のブリュワリー&パブ「エーグル・ブリッゲリ」がある(午後からの営業なので,昼前には入れない。)が,自家醸造ビールがメインの店なので,飲みすぎると船に乗って影響が出てきそうだ(二重酔い?)。 |
↓飲食店は駅からフィヨルド方向に向かう200mの間に数軒のみ

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