オスロ中央駅のインドカフェ~オスロ6
▼オスロ中央駅のドーム状の旧駅舎には物販や飲食の店がいくつか入っている。ヨーロッパ旅行も4日目に入り,毎日主食にパンを食べ,米はすでに5日食べていないので,米を使った食べ物はないかと,まだ日の入りには2時間以上もある夕方8時ごろに,ここにやってきた。トルコ系の料理屋(もちろん主菜はケバブ)もあったが,パン食に飽きたら,スパイスの効いたインド系もいいなと思い,米のあるインド系の店に足を踏み入れてみた。チキンカレーが59クローネと最安値で,ラムカレーやタンドリーチキンは89クローネだ。この値段はノルウェーではかなりお得な値段で,日本と同じかやや高いくらいだが,料理人はインド系の人らしく,本格的なインド系の味が楽しめたので,けっして高いとはいえない。念願の米はサフランライスだったが,それでも米を食べて納得するのだから,根っからの日本人なのだろう。ヨーロッパにはムスリム(イスラム系),インド系,中国系などアジアからの移民も多く,これらの国の料理も比較的簡単に食べられる。日本からの移民や永住者はほとんどいないのに,ヘルシーだということで日本食がもてはやされている。確かに何日もパン食が続くと米が食いたいと思うのだが,かといってどうしても日本食を食べたいとは思わない。欧米で食べる日本食は見た目以上に「まずい」という先入観がある。事実,昔パリやロサンゼルスで食べた和食は最低だった(アジアで食べる日本食はそうでもない)。だから,どうしても米が食べたいとは思っても,欧米で日本食を食べることはもうないと思う。長期滞在なら別だが,旅行程度ではあり得ない。サフランライスでも米だから十分満足できるのは,すっかり旅行慣れしたからか?【2016/9/19(月) 午後 6:23】 |
↓飲食店が入っているオスロ中央駅旧駅舎入口

帰りがけにテイクアウェイの「SUSHI」ショップを見つけた。値段はノルウェー価格だが,欧米に多いロールを少なめにし,にぎりを多めにした良心的な内容だ。サーモンが多いのはノルウェーだからだろう。マグロは地中海の養殖ものを使えるので,ネタに関しては見た目,日本の寿司と遜色はないようだ。問題は米はどこから仕入れているのだろうか。また美味しいのだろうか?ネタにはまだまだ不安が残るSUSHIだ。欧米で日本食を食べることはないのでSUSHIの味は永遠にわからないということになる。「SUSHI」は外国料理,「寿司」は日本料理なので,SUSHIの味がまずかろうと日本の寿司にはあまり関係ないだろう。外国人はSUSHIを食べて,日本料理に満足しているのだからそれでよいのだ。 |
↓寿司の「take away」なのにカレーもある

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