台湾に行くと外国に来たという感覚のなくなることが何度かある。風景が日本に近いこともあるが,それプラス漢字が通用し,日本語を話せる人が少なくないことだろうか。旅行で筆談ができるのは有難い。駅の窓口で切符を買うときも,タクシーで行き先を告げるときも漢字でわかってもらえるので,ほっとする。この瞬間が外国らしくないところだろう(写真1番目は,街中いたるところ漢字の看板)。中国本土でも漢字は使えなくないが,歴史問題もあり日本人にはあまり好感をもっていない,というより興味はないようだ。中国の眼はヨーロッパやアメリカ・韓国などに向いているというのが正しい見方である。それに対して台湾には親日家が多いし,日本の文化を愛好する若者が非常に多いので,ドラマの多くは日本のコミックから生まれ(写真2番目はアーケードにぶら下がっている日本のコミックの広告),日本のアニメがもてはやされコスプレなども盛んである。若者の町・西門(シーメン)町を歩くと,日本の繁華街と何ら変わらない雰囲気であり,歩行者の顔も格好もまさに日本の新宿や渋谷である(写真3番目は西門町の中心周辺)。店も日本からの出店が圧倒的に多く,スタバ,ドトール,吉野家,ファミリーマート,セブンイレブンなどが街中いたるところにあり,違和感もない。ただひとつ違和感があるとすれば,漢字を併用するので,ファミリーマートならば「全家便利商店」という看板がつくことであろうか(写真4番目はファミリーマート,5番目は日本の都市部に多いカレーチェーン「COCO壱番屋」の台湾にある2店のうちの1店)。【2006/6/3(土)午後9:23】 |





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No title
2006-06-08 01:20 shampoo URL 編集
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2006-06-08 22:18 yukky URL 編集