無料の市内循環バスでベルゲン散歩~ベルゲン6
▼ベルゲンは人口のわりに街が小さく感じられる。ヨーロッパでは都心部に集中して住むことがあまりなく,分散して住むので,そんな印象を受けるのだろう。そのためか中心部にあるだいたいの施設は歩いていける距離にある。しかし,いくつも回るとかなりの歩行量になるので,ベルゲンカードがあれば,市内循環バス(Free city centre shuttle bus)を足代わりに気軽に使って楽をしたい。車体が青緑色のバスがベルゲンの市内循環バスだ。ベルゲン市内南部にある「Bergen Storsenter」(長距離バスターミナル=ベルゲン駅からすぐ)を毎時02,12,22,32,42,52分に出発し,「Christies gate」(ベルゲン美術館と西ノルウェー工芸博物館の間)→「Torget」(魚市場)→「Ovregaten(フロエイン山ケーブルカー駅付近)」→ 「Mariakirken」(聖マリー教会)→「Dreggen」→「Bryggen」(ブリッゲン地区)→「Torget」→「OlavKyrres gate」(西ノルウェー工芸博物館横)→「OJ Brochs gate」→「Thomohlens gate」(ベルゲン科学センター,折り返し地点)→「OJ Brochs gate」→「Nordal Bruns gate」(西ノルウェー工芸博物館前)→「Nygardsgaten5」(グリーグホール裏)→「Bergen Storsenter」に戻ってくる。市内の主な場所であれば,だいたい網羅されている。10分ごとに,7:30~22:00の間走っているが,残念ながらウィークデイのみの運行で,土日祝祭日は走っていない。【2016/9/19(月) 午後 5:39】 |
↓市内循環バス(Dreggenバス停留所付近)

ノルウェーのバスは他の地域もそうだろうが,いちばん前の運転手の横のドアの幅が広いので乗り降りしやすい。また,低床にしてバリアフリー化も進んでいる。ベビーカーでもたたまずに乗りこむことができる。窓が大きく,車内の通路は広く,すっきりしている。バスそのものが日本より大きいので,広々した印象を受けるのだと思う。事実,バスは長さ,幅ともに日本のバスより大きい。デザインセンス(モケットや手すり,座席配置など)は北欧だから当然よく,乗っていて心地がよい。モケットのシックな色とは対照的に,つかまる部分のバーなどは黄色で,目が多少悪くても目立つようになっている(黄色と青色は,色弱者でも目立つ色なので,カラーユニバーサルデザインにも配慮されているといってよい。どうりでスウェーデンのIKEAのイメージカラーは黄色と青色だ。))。デザイン先進国の北欧だけのことはある(北欧4カ国ではデザインの面でもっとも遅れているといわれるノルウェーだが,それでも日本よりデザインレベルは高い。)。バスの経路と停留所の位置は,運転席のすぐ後ろに掲示されているが,観光案内所でも経路や停留所の位置などが記載された地図をコピーしてくれる。 |
↓乗降口付近の広いスペース

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