奥深いハワイアンキルト~オアフ島32 - Yukky's ワールドウォッチング
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奥深いハワイアンキルト~オアフ島32

キルトにはいろいろあるが,ハワイアンキルトも歴史は長い。ハワイの植物(ハイビスカス,パイナップル,レッドジンジャーの他,オアフ島の花のイリマや,ククイ,パンの木など)をモチーフとした簡素なデザイン(8つ折や4つ折に対称)ときれいな色使いが人気である。「パンの木」には成長や豊穣,「パイナップル」には歓迎などの意味も込められている。オリジナルティが高いデザインは何度見ても飽きが来ない。もともと1820年ごろイギリス宣教師の妻たちが持ち込んだイギリスのパッチワークが原型である。タペストリー,ソファーカバーなど,どんなに大きくてもすべて手作りなので,ベッドカバーなどは10万円以上する。が,製作期間も数ヶ月かかるので,これだけで食っていくことはできない。日本にもハワイアンキルトのショップがあちこちにあり,けっこう値段は張るが,手作りだからの値段設定である。近年は,バッグや小物入れ,などさまざまなアイテムが作られ,ちょっと高いがハワイ土産にもなっている。【2016/9/19(月) 午後 3:30】

↓ハワイアンキルト作り
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↓キルトのデザインになるハワイの植物
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ナラニという女性が,今ハワイでもっともハワイアンキルトで権威のある人だ。この人の許可を得て,デザインを入手したり,教えたりすることができる。しかし,オリジナルを考え出す人もいて,儲けるなら,デザインを作る方が,実際にキルト作品を作るより儲かるかもしれない。ハワイには日本人がキルト教室を開いている例が多い。自らデザインを作り,型紙等を販売しながら,生徒を集め教室を開いている。最も著名な日本人は,ガイドブックにもよく載っている木元氏の開いている「メア・アロハ」だ。カラカウア通り沿いのワイキキ西部,カピオラニ通りを渡ったところにあるセンチュリーセンタービル1F101号室でキルト教室を開き,販売も行っている。この人はもと寿司職人だというから驚きだ。型紙や小物,セット材料も売っている。初心者には無料の教室を開いているので興味があれば行くとよい(日休10:00~18:30)。
他にもホノルルにはワイキキを中心に,ハワイアンキルトを教えてくれる場所は少なくない。教室のオーナーはなぜか日本人が多く,それも女性が圧倒的だ。とにかく機械処理はなく,原則すべて手縫いなので,時間がかかるのが常識で,そこがいいといえばいいのかもしれない。自分のデザインを型紙にして売れば,けっこう高い値段で売れるらしく,このような教室には必ずといって,オーナーのデザインした型紙が売られている。この世界はデザイン勝負の世界で,デザインの権利をたくさん所有している者勝ちである。割合,年配者に人気のある手芸だが,最近は若い人でも挑戦することが多い,ただ,前述のように時間がかかるので,忙しい人にはちょっと難儀であるのが欠点だ。ただし,色合いが他のキルトより鮮やかなので,見ていて飽きないのは幸いだ。アン藤原さんの主催するハワイアンキルト・スタジオ&ショップでは日本人向けの講習会が常時実施されている。ワイキキの中心部にある牛角の入っているビルの808号室に教室はある。アンさんはJTBのオプショナルツアーにも登録されていて,2時間の講習を受けることができるが,教室の見学はいつでも可能なので,個人で行っても大差ないのではないかと思える。教室内ではキルト・パターンも即売されている。他にも「ワイキキ・ショッピング・プラザ」2階に「トレーディング・ポスト」という店があり,キルト・パターンを販売している。とともに火曜と金曜の17:30からキルト・レッスンを行っている。かかる費用は材料費の実費だけということだ。キルトを始めた人にとっては,さまざまなキルト・パターンが欲しくても,日本では売っている店が限定され,値段も高いので,ハワイで買い集めてくるのが一般的だ。

↓アン藤原さんの教室
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ハワイアンキルトを学ぶ人,教える人ともに,ハワイにたいへんなほど興味を持つので,造詣も深くなり,ハワイへの訪問機会も自然と多くなる。フラ・ダンスまで身につけてハワイアン化しようとする人さえいるのが現況だ。人間の嗜好まで変えてしまう奥の深い手芸である。キルト用の生地は,ワイキキの西,カラカウア大通り1631番地(ドンキ・ホーテから2分)にある「ファブリック・マート」(年中無休9:00~19:00)が有名だ。ホームページでネット販売があるが,ここで買う方が実際に色や肌触りがわかるので確実だし,安い。日本で買う生地の3分の1の値段だろう。本店はアロハスタジアムの方にあるのでちょっと遠いが,ここならワイキキから歩いて行くこともできる。ぜひカラフルなハワイアン・プリントを買うならここがオススメだ。型紙や生地のセットも売られていて,ハワイアンキルトに使うグッズはすべて揃う店だ。たとえキルトができなくとも,テーブルクロスなどにハワイアンのデザインは部屋を明るくするので,時間があれば寄ってみるのも面白い。この店の隣はムームーの専門店「CC Fashions」(日休10:00~19:00)だ。フラの衣装もあり,ハワイにどっぷり浸かりたいなら,この店に寄るのもいいだろう。裏通りに総合ディスカウントショップ「ドンキ・ホーテ」があるので,この3店をセットでまわると,半日は過ぎてしまうかもしれない。

↓ハワイアンキルト生地の殿堂「ファブリック・マート」
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