東大門市場2・偽モノ売り方3段活用~ソウル14
▼ここでも偽ブランドは横行している。○ィトンを筆頭に,日本人好みのブランドの偽物が堂々と売られている。しかし,あまり大っぴらにはできないと見えて,店頭ではあきらかに偽モノとわかる商品を並べ,それを見て立ち止まった相手に,さらに品質の良い偽モノがあると言葉巧みに売り込みをかけてくる。ここで偽モノ売り方3段活用を紹介しよう。まず,日本人には「本モノの偽モノあるよ!」と話しかけてくる。そして店に並べてあるあきらかな偽モノを見せ(市価の20分の1程度・活用第1段階),後方から少し上等品を出してきて,「こっちの方が本モノに近い」などと誘ってくる(市価の10分の1程度・活用第2段階)。そして買うのを渋っていると,「本モノそっくりのがあるよ」と話しかけ,この場所にはないからと同じフロアーの別の場所に連れていく(人通りも多く,けっして危ないことはないので)。目立たない店の奥からおもむろに商品を出してきて,「これこそ本モノの偽モノ」といわんばかりに触らせてくれる(市価の4分の1程度・活用第3段階)が,バッグの場合,やはりファスナーなどが少し違い,遠めにはわからないが,近くでよく見るとちょっと違うのがわかる人にはわかってしまう。ここで納得しないと,活用第4段階(番外)としてこの上をいく商品があり,さらに高い値段になるが(市価の2分の1~3分の1程度),より本モノに完璧に近い偽モノがあることをのたまう(これは見せてもらわなかった)。 とにかく日本人と見たら,「完璧な偽モノあるよ」が合言葉となっている。東大門市場には本モノのブランド品は存在しないので,間違えて買わないようにしたい。よく見れば偽モノだと判別はつく。正式なブランド品を買いたければ,ロッテなどの百貨店や免税店に行くのが正しい選択。以上。写真は2点とも東大門市場のイメージ。【2006/5/28(日)午後9:31】
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