「ドール・プランテーション」でパイナップル三昧~オアフ島21
▼オアフ島北部方面へのオプショナルツアーの定番がここである。ドール農園のフルーツスタンドという位置付けで1950年にオープン。ホノルルからフリーウェイを北上し,終点で降りて10分ほどだ。ノースショアが近いので,ツアーではノースショアとのセットが多い。ここには120種類以上の世界中のパイナップルが集められている。栽培展示されている世界のパイナップルが見られ,パイナップルを使ったデザート類が味わえる。駐車場にはオプショナルツアーで連れてこられた人たちが乗ってきた小型のバンやミニバスはたくさん止まっていて,ビジターセンターの土産売り場はけっこう混雑している。もちろんこのような店では「ドール」のロゴが入ったTシャツやマグカップ,トランプ,スクリーンセーバーなど定番グッズが売られている。ハワイではここでしか買えないので,気に入ったものは迷わずにすぐ買うことをオススメする。店舗内にはここで採れたパイナップルを使ったメニューが味わえるが,いつも混んでいて,滞在時間の短いオプショナルツアーでは,待って入って食べる時間はない。パイナップルアイスクリームでもテイクアウトして我慢するしかない。【2016/9/19(月) 午後 3:02】 |
↓「ドール・プランテーション」入口

外にはアトラクションのパイナップル迷路があり,またパイナップルを栽培している畑がある(見学可能)。パイナップルは食べられるまでに1年半かかるフルーツで,訪れたときにはあまり大きいものは見られなかった。フルーツとは樹木になる作物をいうが,パイナップルはパイナップル科の多年草であるから,厳密にはフルーツとはよべない。樹木ではないので,地面から直接に伸びていく。畑のまわりにはパイナップルの栽培の歴史がパネルに書かれており,読んでいくと勉強になるが,もちろん英語表示である。このあたり一帯には,ドール以外にもパイナップル畑が多く,道路沿いにそれを見ることができる。沖縄でもこのような景色を見ることはあるが,規模はさすがにこちらの方が上だ。 |
↓栽培されているパイナップル

もともとパイナップルはハワイ原産ではないが,19世紀初めまでにスペイン人が持ち込んだらしい。その後,ドール社のジェームズ・D・ドールがラナイ島を購入し,大規模なパイナップル農園を作り,それを缶詰にして売って大成功した。1930年ごろの話だ。今ラナイ島は当時の面影はなく荒れ果てた島になっている。その缶詰も今は製造コストの安いフィリピンなどには太刀打ちできなくなり,ハワイでの製造は打ち切られているので,生食用のパイナップルのみ栽培,出荷している。外に出ると,カットフルーツを売る屋台があったので,買ってみた。サトウキビの茎のカットがあり,甘い汁は美味しい。吸ったあとの茎は噛み切れないほどの繊維なのでもちろん食べられない。 |
↓カットフルーツ

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