09 /19
2016
北緯20度に位置するオアフ島・ホノルルは12月でも最高気温30℃,最低でも21℃くらいはある。同緯度の沖縄・石垣島と比べても,12月の気温は高い。さすがに石垣では朝晩の気温が15℃くらいまで下がる日もあるので,そんな日は長袖が必要だ。それに対してホノルルは日中の日差しが強く,湿度は思ったよりもなく,意外とカラッとしている。気温が上昇する午前10時を過ぎるとワイキキビーチは海水浴客で混んでくる。日没に近い午後5時くらいまでは砂浜は人で埋まっている。石垣島では12月に気温が上がっても,海には入れないが,ワイキキビーチは水温も高いとみえて,大多数が一度は海に入り,甲羅干しだけという人は少ないようだ。年末年始ともなるとワイキキビーチは日本人の芸能人(と業界でよばれる人々)が大挙移動してきて,ある意味,賑わいをみせる。日本人にとってもビーチ=ハワイという短絡的な思考がはたらいて,気軽に行けるビーチとしてグアムと並ぶ人気だ。それにしても長さ1km,奥行きは50mほどの砂浜になぜこれだけの人が集まってくるのか?それはそれなりに宿泊施設もあるからだろうが,年中問わず,砂浜を埋め尽くす人を見ていると,半分は見栄か,ステータスであって,本当に海が好きな人なら,オアフ島であればノースショアに行くか,ネイバーアイランドに行くはずだ。「ハワイ(ワイキキ)」は日本人のあこがれだったのだろうが,今では数万円も出せば行ける時代だし,アジアにもぞくぞくとビーチリゾートが誕生し,選択肢は無数に増えたのだから,そろそろハワイ(ワイキキ)から抜け出してもいいと思うのだが... 悪の根源は日本のマスコミや,芸もないのに「芸能人」と呼ばれている人間たちだ。石原裕次郎や加山雄三がハワイ,とくにホノルル,ワイキキを有名にしたように思えるが,あのおっさんたちはハワイにはあまり似つかわしくない。プレスリーならまだかっこよいが,日本の寸胴体型に熱帯のビーチはやはり似合わない。【2016/9/19(月) 午後 2:02】 |
↓ワイキキにはホテルがいっぱい!

↓通りからほんの数秒でビーチである

↓甲羅干しのオンパレード

↓パラソルがあれば日焼けしにくいが...

↓かなり遠くまで泳ぎに行っている

↓人も大型ヨットも同じビーチである

↓密度は濃いが,江の島ほどではない

↓午後は沖合いを撮ると逆行になる

↓サーフボードはここではあまり流行らない

↓子どもと来たら水遊び程度になる

↓ダイヤモンドヘッドが微かに見える

↓コメントなし

アメリカでは公共の場所での飲酒が禁じられている。ビーチも例外ではないので,ワイキキビーチではアルコールがご法度だ。砂浜は暑いからちょっと缶ビールでも,ということは許されない。日本の常識は世界の非常識だから注意が必要だ。場合によっては罰金を払うことにもなりかねない。 |
12月のハワイは日本からみるとはるかに暖かく,常夏のイメージがある。温暖化で世界中の気温が上昇するなか,ハワイの冬は体感温度ではだんだん寒くなっているらしい。確かに夜間は20℃をわることもしばしばあり,雨でも降り出すと,半袖では寒い。冬だからハワイというのは今後は通用しないかもしれない。 |
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