切手収入で成り立っている国~リヒテンシュタイン2
▼首都ファドゥーツの中央の広場周辺には,銀行やみやげ物屋,ホテルなどが十数軒並ぶだけで,典型的なヨーロッパの田舎町という風情であるが,れっきとした主権国家の首都である(写真)。ここに着いた日は平日だからか人はまばらで,観光客が目立った程度である。住民のほとんどはドイツ系でドイツ語圏である。以前はドイツ・マルクが使えたが,今はスイス・フランが通貨となっている。両替は,広場の近くの銀行でやってくれる。首都にある銀行だけに,日本円からの両替も可能である。よほど日本からの観光客も多いのだろう。この国の収入源は主に切手である。よく中・南米の小国が切手収入で成り立っているのと同様に,この国も切手を売って,収入源としている。確かにみやげ物屋には必ず切手がビニールパック入りで並んでいるが,訪れる観光客が必ず買っているということもない。何か売買するルートがあるに違いない。結局迷いあぐねた末,切手ではなくキヨスクで絵葉書を1枚買ってみやげとした。ドイツ語が通じるので,大学時代に学んだ?ドイツ語の易しいフレーズが役に立った。フランス語圏では困ったかも?1泊でもして街の隅々まで歩きたくなったが,パックツアーゆえの団体行動なので,2時間の滞在でリヒテンシュタイン公国を後にした。【2016/9/19(月) 午前 11:51】 |
↓首都ファドゥーツの中心街

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