ユングフラウヨッホへ5~スイス7
▼クライネシャイデック駅から10分ほどでクライネシャイデック駅は小さな点になってしまう。ユングフラウ鉄道は今までの2つの鉄道より勾配はより急になるが,電車はいとも簡単に上っていく。その理由はラック式といって,二本の線路の間にもう一本,歯型のレールを敷設し,車両の床下に設置された歯車とかみ合わせて走っているからである。スイスの登山鉄道ではよく見られる。日本にかつてあった信越本線の横川・軽井沢間もこの方式だった。【2016/9/19(月) 午前 11:33】 |
↓クライネシャイデック駅が遠く下に見える

しばらくすると,アイガーグレッチャー駅(標高2320m)に到着する。ここで景色を楽しんでもらおうと数分の停車となる。乗客は電車を降り,お好みのくりぬき窓から外を眺めてしばし時間を過ごす。数分後に電車は動き出す。さらに十数分でアイスメーア駅に到着する。トンネルの中にある駅で,外が見えるようにトンネルの一部がくりぬかれている。ここはアイガーの裏側にあたり,トンネルのくりぬき窓からは一面の銀世界が広がる。ここはすでに標高3160mにもなっている。先ほどから少し頭が痛いが,明らかに高山病の初期である。短時間に急激に高い所に移動すると,このような症状が出る。ユングフラウヨッホ駅まではもうすぐだ。 |
↓アイガーグレッチャー駅からの眺望

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