ユングフラウヨッホへ1~スイス3
▼ユングフラウヨッホはユングフラウ(4158m)とメンヒ(4099m)の間にある展望地点で,標高は3454mで,富士山の頂上よりは300mほど低いが,ここまで鉄道が開通したのは1912年で,すでに100年が経とうとしている。現在ヨーロッパ最高地点の駅である。インターラーケン(標高567m)からユングフラウヨッホまでは鉄道を3本乗り継いで2時間余りで行ってしまう。インターラーケンには2つの駅(インターラーケン・ウェスト駅とインターラーケン・オスト駅)があるが,ユングフラウヨッホへ向かう鉄道は普通はオスト(東)駅から出発する。朝のオスト駅は午前中にユングフラウ観光を楽しもうとする人たちであふれている。【2016/9/19(月) 午前 11:02】 |
↓オスト駅舎

オスト駅からラウターブルンネン駅まではベルナーオーバーラント鉄道,そこからクライネシャイデックまではヴェルゲルンアルプ鉄道,最後のユングフラウヨッホ駅まではユングフラウ鉄道を乗り継ぐ。鉄道会社としてはこの3本とも同じユングフラウ鉄道会社だが,わざわざ鉄道名を変えて,魅力を醸し出しているようだ。オスト駅を出ると,すぐに並行して川が見えてくる。周辺の新緑が見事であるが,朝は山影になるので,日が当たってくるとさらに美しく見えることだろう。途中のツヴァイリュッチーネン駅でグリンデルワルト行きの車両を切り離し,20分余りでラウターブルンネンに到着する。まだこの路線は山岳路線という感じはしてこない。ラウターブルンネンでは,今まで乗ってきた茶とクリーム色の車両から,緑とクリーム色の車両に乗り換えである。数分の乗り換え時間なので,駅を見てまわる時間はない。また,降りる人もなくほぼ全員が乗り継いだ模様である。いよいよ山岳観光の始まりである。 |
↓オスト駅を出てまもなくの車窓

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