中世らしさが色濃く残る街~ローテンブルク3
▼ローテンブルクの起源は9世紀にさかのぼる。城壁ができたのが12世紀なので,少なくてももう1000年近く城壁都市が続いていることになる。中世の街には必ずといっていいほど,街の中心に広場と大きな教会がある。ローテンブルクにも聖ヤコプ教会という,13世紀に建てられた巨大な教会がある。入場料1.5ユーロを払って中に入ると,5月とはいえ,冷んやりした薄暗い空間が広がる。高い窓には美しいステンドグラスがはめ込まれ,他に客がいなかったので,シーンとした荘厳な空気が漂っていた。中央奥には聖血の祭壇とよばれる彫刻があり,その中央には「最後の晩餐」が彫られている。またあちこちに宗教画が描かれていて,見ていて飽きない。日本からの観光客の多いローテンブルクであるが,日本人は自由時間でもあまりこのような教会に訪れることはないようで,最後まで日本語は聞こえてこなかった。【2016/9/19(月) 午前 10:47】 |
↓聖ヤコプ教会

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