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マルタのドアノッカーがすごい!~マルタ73

マルタ
09 /19 2016
これほどドアノッカーに凝った国は見たことがない。マルタでは玄関ドアは両扉がふつうで,その外側のドア(内側にもドアがある)には,金色や銀色のユニークな形のドアノッカーが付けられている。ユニークなドアノッカーはヴァレッタ市内にも店頭で売られているし,中古品が日曜市にも見られる。手のような形やお決まりのマルタ十字など実に様々な形状があり,日本では珍品として,オークションではお宝扱いでひょっとしたら売れるかもしれない。これでもかというくらい種類は多く,ライオンの顔型,人の顔型(顔は各種あり),ランプ型,錨型,タツノオトシゴ型,イーグル型,壺型,2人の天使型などコレクションしたらキリがないほどだ。ドアノッカーもそうだが,ドアの色も実にさまざまで,ない色がないほどだ。家の壁には,マルタ・ストーンが義務付けられているので,外壁の色が制約される分,ドアの色にはこだわりを持っているようだ。エーゲ海の家々のドアの色もさまざまな色があってきれいだったが,マルタも負けてはいない。【2016/9/19(月) 午前 9:57】

↓店の前に並ぶドアノッカー・コレクション
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郊外の住宅はそれほどでもないが,都市圏の住宅は道路から玄関までに細い歩道があるだけで,マルタ・ストーンのハニーカラーの壁が続くので,歩く人にとっては,極端な話,道路側から家を区別するのは玄関ドアだけになっているといっても過言ではない。そのせいもあってかえって玄関ドアは目立つ存在であり,個々の家主が個性を強調できる唯一のものである。人と同じものを嫌がる傾向にあるマルタの人々のせめてもの抵抗である。だからこそインテリアというか遊び心いっぱいのドアノッカーで他の家とは違うということを精一杯主張しているように思える。デザイン性もなかなかで,ヴェレッタのリパブリック通りなどでは20~80ユーロほどで売られているので,買ってきて自分の家のドアに付けてみるのも手だが,寸法が日本とヨーロッパでは違うだろうから,危険な賭けである。見るだけに専念した方がよさそうだ。

↓家の個性はドアの色とドアノッカーから
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yukky7

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バックパッカー的な視点も多々ありますが,いかなる都市でも,3.5星以上の宿に泊っています(笑)。