海の幸に舌鼓~マルタ60
▼マルサシロクでお昼に入った店『ピーシズ』は後でガイドブックを調べたら,どの本にも載っていた。店内は白と青のテーブルクロスで海をイメージし,カジュアルな感じで入りやすい。この店に入った理由は,『イルリッツ』が満員で断わられ,探し回った末である。それほどマルサシロクに魚介の食べられる飲食店はわりと少ない。美味しさは食べてみなければわからないが,複数のガイドブックに載っていればそんなに間違いはないだろうと思う。観光客がたくさん押し寄せるわりには,海沿いを歩いても営業している店は数店しかなく,裏通りに何軒あるかわからないが,立地の悪い裏通りに数軒以上あるとは思えないので,街全体でもせいぜい10軒くらいだろう(バーなどを除いて,魚介料理の食べられる正統なレストラン・カフェに限定だが)。街の人口が約3300人だから適正規模といえるが,これが日本だと,観光地には金儲けとばかりに過剰出店するだろう。【2016/9/18(日) 午後 8:07】 |
↓右端が満席で断られた『イルリッツ』

『ピーシズ』では魚介の盛り合わせを頼んだ。魚介というわりには魚がなく,タコと貝類だけだった。地中海沿岸の人々はタコを食べる。ヨーロッパの大半ではタコは忌み嫌われ食べない。タコは個人的には硬くてあまり好きな食べ物ではないのだが,ここのタコはひじょうに柔らかく,いくらでも食べられそうである。ニンニクを使ったこってりした味付けだが,どれも皆美味しく食べられた。マルタでは1品頼むと,無料でいろいろと小皿なるものがついてくる。まるで韓国のようだ。アニス風味のジャガイモ,豆のペースト,マルタパン,サラダの4品がついてきた。豆のペーストはパンに塗って食べる。なかなか旨い。サラダには,パスタにもよく入っているケッパーが入っている。イタリアンでは定番である。 |
↓日本とは全く雰囲気の違う,なんとものんびりな港町

午前11時半に入店したときは,店内は1組の中年夫婦だけだったが,店から出ようとした13時近くには,二十数人の客が店内にいて(外のオープンエアーカフェにも数人),8割くらいイスが埋まっていた。マルサシロクは思ったよりレストランの数が少ないので,混雑を考えると早めのランチをお勧めする。ディナーはマルタ時間では午後8時過ぎなので,それまでに入れば問題はなかろう。1番のオススメは『イルリッツ』だが,値段もマルサシロク一である。2番目は一応この『ピーシズ』にしておこうか。どちらもガイドブック定番の店である。 |
↓『ピーシズ』のメニュー→マルタはユーロに移行したので,1ユーロ=2.33Lmで計算する

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