ロシアと接する稚内~道北3
▼稚内市は国境の街である。相手国はロシアで,戦前の樺太は現在ロシアのサハリン(写真1番目はノシャップ岬付近,防波堤の向こうに天気がよければ島影が見える)となっていて,稚内との間には定期航路(冬季は休航)があり,街ではロシア人相手の店もある(写真2番目)。また,道路標示にもロシア語が表示されている(写真3番目)。ロシア人の主な目的は,カニを売りにくるのである。稚内市のカニは日本漁船が採ったものではなくほとんどがロシアから買ったものである。以前は中古車を買いにロシア人が稚内に来ていたが,今はなぜか富山県でパキスタン人がロシア人に日本車を売っているという話を聞いた。ともあれ,北の国境の街は冬は観光客もまばらで淋しい限りであるが,ロシア人に遭遇する機会は観光客に遭遇するより多いのではないかと思う。 【2006/5/20(土) 午後 10:32】
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