リバーサイドでランチ~バンコク62
▼バンコクを南北に流れるタイの母なる川,チャオプラヤ川沿いには,たくさんのレストランがある。バンコクでリバーサイドといえば,チャオプラヤ川沿いのことを指す。チャオプラヤ川は,地元の人が楽しむだけでなく,多くの観光客も訪れる。川縁は涼しい風が吹き,夜には川にかかる橋がそれぞれライトアップされるので,雰囲気は抜群である。そこで食べるタイ料理はこれまた美味しいものとなる。「キン・ロム・チョム・サパーン」はそんなレストランの一つである。当初は,カオサンに近いバンランプー船着場の隣にある「トン・ポー」に行く予定だったが,場所がわからなかったので,急遽場所を変更した経緯がある。「トン・ポー」も捨てがたいリバーサイドレストランである。一方,「キン・ロム・チョム・サパーン」の場所は,バンランプー船着場からさらに北隣のプラ・ラーム・ペー船着場との間にある。川沿いに遊歩道があれば,わりあい近いのだが確認はしていない。実はサムセン通りから入ったので,確かめようがない。この辺りの小路は川から内陸に入った道路から川に向かって垂直に延びていて,小路同士を結ぶ道に乏しい。いちばんいいのはどこかでタクシーを拾うのがいいのだが,タクシーのドライバーは地図に疎く,正確には連れて行ってくれない恐れがある。サムセン通りから延びる小路まで連れて行ってくれればあとは一本道なので迷うことはない(小路の突き当たりだから)。この小路への入口すらわからないドライバーが多いので,困ってしまう。ベトナムのハノイ同様,地理に弱いタクシードライバーが多いバンコクだ。【2015/10/3(土) 午後 9:30】 |
↓カオサンからも歩けるサムセン通り

さて,この小路に入りさえすれば,まっすぐ進むだけだ。数百メートル歩いた道路の突き当たりにだだっ広い敷地が見えてくる。そこが目ざすリバーサイドレストランだ。夜になると道がわからなくなるのと,ナイトバザールに行かなくてはならないのとで,日程的にきつく,夜景を犠牲にして,昼間行くことにした。母屋に屋根はあるが,川辺は屋根もないオープンスペースだ。もちろん冷房などはないが,川から涼しい風が吹いてきて,じっとしている分には心地よい。正午を過ぎているので,すでに十数人の客がいて,やはり人気の高い,川べりの席に座って食事をしていた。こちらもかろうじて,川から直線で数十cmというテーブルにつき,食事にすることにした。川自体はにおいこそないものの,澱んだ色で,泳ぎたいなどとは絶対に思わない川だ。チャオプラヤ川の雄大な眺めと,ラーマ8世橋の斬新なフォルムが間近に見え,時折チャオプラヤ・エクスプレスの船が通る。メニューはたいへん充実していて,値段もわりとリーズナブルである。夜景目当ての人が多いのか,昼は空いている。交通の便の悪さもあるので,夜もきっと座席がすべて埋まることはないだろう。 |
↓小路のもっとも奥まで来た

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