九廣鉄道の旅(中編)~香港63
▼乗車待合室にいるとやがて改札が始まった。同じ国どうしなのに,まるで国際列車のようだ。中国への入境手続きは駅構内ですでに終えているので,香港にいながらにして,待合室内ではすでに中国本土だ。免税店もある。九廣鉄道の広州東駅行き直通列車は定刻8:18に紅磡〔ホンハム〕駅を出発した。広州にはメインの広州駅とその一駅東に,広州駅のサポート的な広州東駅があり,香港からの列車はすべて広州東駅止まりである。しかし,地下鉄網は広州駅より広州東駅の方が便利なので,何の不便もない。この列車に乗るために日本から手配した切符は特等席。8:18発の列車には特等と1等しか連結されていない。さすがに国際列車?だけのことはある。途中は東莞駅1駅だけの停車となる特急扱いだ。【2014/4/13(日) 午前 7:38】 |
↓8:18の列車専用の待合室

オール2階建ての列車で,全10両のうち,特等は2~3両のようだ。特等と1等では500円くらいの違いしかないので,特等を予約したのだが,特等は通路を挟んで2列+1列,1等は2列+2列,という配置になっており,特等はソファみたいにゆったりしたイスにテーブルが付き,JRのグリーン車以上の豪華さと快適さである。テーブル上には九廣鉄道(現MTR)の広報誌が置いてあり,テーブルサービス用のメニューも掲載されている(有料)。それを頼まなくても,乗務員によるコーヒーとクッキーのサービスはある(無料)。コーヒーは陶器のカップで出される。リッチさは新幹線のグリーン車すら及ばない(おしぼりのサービスはあるが)。 |
↓座席は向かい合わせになっていて,折りたたみ式の大きめのテーブルがある

同じ車両には全座席の3割ほどの乗客が乗っていたが,中国人か日本人のビジネスマンくらいしか乗っていない。欧米人の観光客も待合室にたくさんいたが,別の車輌のようだ。 |
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