都市間バス乗車体験後編~台湾10
台湾(中華民国)改札が始まり,豪泰客運のバスとご対面。台湾のバスは日本のバスより豪華な造りとなっている。競争が激しいからなのだろうが,その分快適性も高い。新竹行のバスは3列シートで,シート幅が広いのでゆったりしている。バスによっては,2列シートもあるらしいが,それは遠距離の高雄線などに使われているらしい。さすがにビデオなどはついていない車両だったが,1時間ちょっとしか乗らないのだから,車窓を見ているだけで十分である。バスセンターを出ると,市内の停留所で客をピックアップしながら,西に進み,淡水川を渡り,旧三重市(現在の新北市)に入り,そこから高速道路に乗る。台北市と新竹市の間にある比較的大きな都市は新北市を除くと桃園市(台北の空港がある都市)くらいなので,車窓も家が密集した場所はあまり見られないが,時折,高層アパートがいくつも並ぶ住宅地が忽然と現れたりすることもある。高速道路に入ると,単調な景色が窓の外を流れていくが,バスの中では話し声も聞こえず,静かなものである。客は全部で10人ほどだが,ほとんどが眠っているようだ。1時間20分ほどで,新竹の郊外に着いた。駅が終点だと思ったが,運転手曰く,ここまでだ,ということなので,仕方なく降りて,すぐ目の前にあった菓子店で新竹駅はどっちへ行けばよいか聞いた。筆談で何とか通じ,方向と5kmほどあるということがわかったので,しばらく歩いてタクシーを拾い新竹駅に向かった。とんだ時間のロスだったが,旅行にはこういうことは付き物である。【2013/11/2(土) 午後 9:35】 |
↓豪泰客運は赤色の車体

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