2022年05月
ブルージュ日帰り旅行1~ブリュッセル北駅~ブリュッセル13
category - ブリュッセル
2022/
05/
16ブルージュ(ブルッヘ〔フラマン語〕)は首都ブリュッセルから90kmほど北西に位置し,市域の一部は北海に面している。ブリュッセル国際空港に到着後手荷物が見つからないまま,深夜にブリュッセル市内のホテルに入り,翌日ブルージュに日帰りで行ってきた。往復の交通機関にはベルギー国鉄を使った。列車1本で楽に行けるよう,ホテルをブリュッセル北駅の近くに取っていた。ホテルからブリュッセル北駅までの道程はプログレ通りを北に進み4~5分の距離だ。ブリュッセル北駅から出てくる人たちの多くは,通勤・通学者だが,日本の大都市の駅と比べると全くというほど混雑はない。さらにブリュッセル北駅構内に進み,列車から降りてくる人たちを見るにつけ,日本のターミナル駅のようなギスギスした感じはなく,わりとのんびりしている。ヨーロッパのどこの国もそうであるように,ベルギー国鉄の駅にも改札口はないので,キップがなくてもホームまでは自由に入ることができる。今回ブルージュまで乗車するIC(インターシティ)のキップは,東京の自宅でインターネット予約,クレジットカード決裁し,その書面をプリントして持ってきた。いざ発券してもらおうとキップ売場で見せたら,そのバウチャー(書面)でそのまま乗車できると言われ,持参して乗車することになった。改札がないので,紙のバウチャー持参で何の問題もない。ベルギー国鉄はすべて車内での改札である。【2022/5/16(月) 午前 5:00】 |
↓ブリュッセル北駅に続くプログレ通り(Rue du Progres)
乗車する列車は9番ホームだ。地下を通ってホームに着くと,ホーム中央には全列車の時刻表が掲示してあり,乗車する列車を確認することができた。時刻表を見ると,IC(インターシティ=日本の急行,ただし国内のみ)とL(ローカル)がほとんど全てで,時々国際急行が通るくらいだ。日本の鉄道のように,種別が多すぎて戸惑うこともなく,特急という種別すらない。特急(特別急行の略)というのは世界唯一日本だけの種別で,とくにJRでは,急行がない路線でも,特別急行が存在するということが当たり前になっていて,何とも奇妙なネーミングだ。特別なのだからどれだけ早いかと思うが,全然速くはない。急行よりはまし,という程度である。ホームに早く着きすぎたので30分も待つはめになったが,やがてブルージュ経由オーストエンデ(oostende)行のICが入ってきた。ブリュッセル北駅を出ると,ブリュッセル中央駅,ブリュッセル南駅と連続停車し,その後ようやく優等列車としてスピードを上げていった。 |
ベルギー国鉄には路線線別に詳細な時刻表(冊子)があり,無料で配されている。全列車,全駅掲載なので1路線に付き,数十ページにも及ぶ。それがフリーペーパーのごとく無料で手に入る。日本は全列車の時刻表は購入しなければならず,その点ベルギー国鉄は太っ腹である。 |
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台湾東部紀行4~蔵元を訪ねて・前編~宜蘭4
category - 宜蘭
2022/
05/
13駅前を見て,早速宜蘭探訪に出かけることにした。まずは宜蘭酒廠へ行くことにした。距離は徒歩でも行けなくはない(最短距離で徒歩15分ほど)が,暑さもあるので,駅前のタクシーを利用した。宜蘭酒廠は,1909年,日本統治時代に造られた台湾最古の酒工場で,見学できるのは,甲子蘭酒文物館と台湾紅麴館だ。台湾ビールを造る酒造会社の宜蘭工場になっていて,ここでは紅露酒や米酒が製造されている。ビールは造られていない。 タクシーの運転手が入口まで案内してくれた。土産やドリンク・スナック系の食べ物を売っている建物(台湾紅麴館併設)で,まずは休憩し,オレンジの皮入りドリンクを飲んだ。電球のようなプラスティック容器に入っていてなかなか凝っている。見学は一度外に出た甲子蘭酒文物館からスタートだ。暑い夏の日にしては,見学者はけっして少なくない。酒は,飲まなけば味も良さもわからないので,酒の歴史やパッケージを見ても対して興味は沸かなかった。【2022/5/13(金) 午前 5:00】 |
↓「宜蘭酒廠」
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渡嘉敷島日帰り旅12<渡嘉志久ビーチ(後編)>~渡嘉敷島13
category - 渡嘉敷島
2022/
05/
10渡嘉志久(とかしく)ビーチは,渡嘉敷港と阿波連ビーチの中間に位置するが,道路が高い場所を通っているので,ビーチまでは坂を降りていかなければならない。食事処やレンタルショップ等の施設はあまり充実していないが,訪れる人が少ないので,静かに過ごしたい,あるいはシュノーケリングやダイビングを楽しみたい人には絶好のビーチだ。このビーチの最大の特徴は,数匹のウミガメが棲みついているので,シュノーケリングなどで出会う可能性が高いことだ。カメ好きにはたまらないかもしれない。ビーチにはシュノーケルを楽しむ人や甲羅干しをする人等がちらほら見られたが,阿波連ビーチと比べると,シーズン前ということもあって,圧倒的に訪れる人は少なかった。【2022/5/10(火) 午前 5:00】 |
↓渡嘉志久ビーチ
砂浜から公園に戻ってまもない場所に2階建ての見晴らし台がある。四方に壁がないので風が吹き抜け,心地よい。この上からはビーチや沖合の海の眺望がよく,ケラマブルーに染まった慶良間海峡や遠く座間味の島々が見られる。ビーチにも数人しかいないのだから,見晴らし台にやってくる人もいない。日差しはきついので,唯一の日陰となる場所だ。 |
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わりとこじんまりしたローカル色漂う遼寧街夜市・前編~台北190
category - 台北
2022/
05/
07士林,景美,師大,基隆廟口(基隆),公館,寧夏街,饒河街,臨江街,中和興南(新北),六合(高雄),花園(台南),三和(新北),延三,一中街(台中)に続く夜市シリーズ第15弾は,台北市内,MRT南京復興駅に近い遼寧街夜市。 最寄駅はMRTの南京復興駅だが,夜市は,駅の南側の少し離れた場所にあるので,逆に南の端から北上し,南京復興駅に到達し,そこからMRTで帰るコースにした。出発は,隣駅の松江南京(宿泊地)。エバーグリーンローレルホテルの西側からスタート。遼寧街夜市の南端までは約1km。ホテルの南側を東に折れるとあとは直線のみなので迷うことはない。この直線区間は,夜市の南端まで長安東路二段だ。途中はビルが建ち並ぶオフィス街で,スーパーやコンビニなども数多い。まずは,スーパーマーケットチェーンの頂好(ディンハオ,wellcome)がある。ここではよく買い物をする。自分土産やバラマキ土産にはもってこいの食品スーパーだ。アルコールの種類も多くたいへん重宝する。しばらく歩くと,エバー航空がある。そこから今歩いてきた道をふり返ると,確かにビル街だ。セブンイレブンやマッサージ店が間近にあった。【2022/5/7(土) 午前 5:00】 |
↓MRT松江南京駅南側のエバーグリーンローレルホテル(左)
中間地点の建國高架道路を潜ると,左(北)側は台北市立中山女子高級中学という女子高だ。生徒数2000人以上のマンモス高校で,校舎は7階建て,屈指の進学校らしい。夜なので,真っ暗だ。道を挟んだ南側には商店が並ぶ。しばらく歩くと,長安龍江路口バス停があり(系統別にあと何分でバスが来るか表示される),夜市の南端までラスト100mになった。右奥(南東)に弁当専売店が見えたら,そこの交差点が遼寧街夜市の南端だ。ここから左折すると北に延びる通りが,遼寧街で,両側が遼寧街夜市となる。他の夜市と雰囲気が異なるのは,2車線の道路は通行止めにはなっておらず,車の往来のある夜市だ。露店は少なめで,道路の両側の飲食店が夜市を作っているという構造である。南京復興までひたすら北上する。 |
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デボンポートへの日帰りトリップ11(最終回)~フェリーターミナルから帰途へ~オークランド24
category - オークランド
2022/
05/
04デボンポートのフェリーターミナルに戻ってきた。オークランドの中心部までのフェリーは頻繁に行き来しているので,待ち時間は少ないようだ。通路の奥がフェリー乗り場になっているシンプルなターミナルで,手前にカフェがあり,寿司や丼物があるようだ。土産屋は1軒入っていて,ここだけのオリジナルはなく,NZ(ニュージーランド)と貼付された一般的なものが置かれている。オークランド港から訪れる観光客は往復チケットを購入してくるので,ここのチケットブースで購入する人はほとんどいない。待合スペースは小さい。桟橋に出るとオークランド中心部の景色が間近に眺められ,そこをバックに写真を撮っている家族も見られる。フェリーボートには自転車も積めるので,何台か積まれていた。午後2時5分にオークランド港に戻ってきた。デボンポートは気軽に行けるスポットである。【2022/5/4(水) 午前 6:00】 |
↓振り向くとマウント・ビクトリア
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