2012年09月08日 - Yukky's ワールドウォッチング
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2012年09月08日

        

男人街のオープンレストラン~香港40

category - 香港(ホンコン)
2012/ 09/ 08
                 
男人街の路上に張り出した飲食店は,レストランというよりも屋台の延長のような店だが,敢えてレストランと呼ぼう。地下鉄佐敦(ジョーダン)駅を降り,男人(ナンヤム)街入口の手前にある店に入ってみた。外(屋外)にプラスティックのイスや木のテーブルを持ち出して,限りなく店のスペースを広げているので,屋根のある店舗からは少し離れ,屋根のない道路上のイスとテーブルに座ることになった。道路上でも車は通らないように施されているので心配はないが,多少落ち着かない。しかし,混んできて,まわりのテーブルが人だらけになると,むしろ路上であることを忘れてしまう。この類の店は地元住民が飲食する店よりは値段の設定が高いといわれているが,味はけっして悪いことはなく,値段も日本からみれば良心的な値段の中華料理である。中華の中でも場所柄広東料理主体のメニュー構成だ。観光客の多い男人街の入口だけに外人客が半数近くを占めていた。ビールははっきりいって安い。香港では輸入ビールが多いが,中国の青島ビールや地元のビールも売られている。しかし,中国産のビールは若いころから好きになれないので,インポートビールを頼む。ビールの安さが客寄せになっていることは確かであろう。地元ビールが大瓶(640ml)1本10ドルは魅力的な価格である。【2012/9/8(土) 午後 3:50】

↓男人街南側のスタート地点にある『香辣蟹』という店
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↓リーズナブルな冷えた10ドルビール
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↓容器に日本語が...
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フードメニューはよりどりみどりで,値段は10~60ドルなので,いちばん高いメニューでも1000円以下だから日本よりはかなりお徳といえよう。一皿の量が多いので,誰かとシェアしなければとても食べられる量ではない。お世辞にもきれいとは言えない店構えながら味付けは本格的で,ニンニクをたっぷりに使っている。翌日は多少臭いだろうな,と思いながらもニンニクたっぷりの料理をついいくつも頼んでしまう。中華料理ゆえ油分が多いのは目をつぶるしかない。ニンニクを使っていない料理では酢豚が格別に旨い。日本でも高級店に行かなければ味わえないような味を庶民的な店で味わうことができるのは幸運だ。ニンニクといっしょに炒めたエビも一皿に食べきれないほど盛ってあって,40ドルだから安い。中国はどこでもそうだが青菜の種類が多い。香港で緑色の野菜を食べるとなるとこの類になる。というのも,中国も含め,香港では,野菜サラダのように野菜を生で食べることがないので,野菜はすべて熱を加える。よって野菜との相性から野菜は炒めることが多い。炒めるにはこの手の青菜類がいちばん向いているようだ。一方,香港の魚は味の淡白なものがほとんどで,日本ほど種類にバラエティさがない。やはり中華料理ということで,油で揚げるか炒めるかの選択しかなく,味付けにもやや欠ける。湿気のある屋外で,かつ外気温も高いのでビールはすぐに温くなっていくが,それでもビールがどんどんはかどるのは,料理が旨い証拠である。高温多湿の中で食べる中華料理がこれほど旨いとは知らなかった。慣れると病みつきになりそうだ。これがバッグパッカー的真髄なのだろうか。中国食品は日本でもいろいろと問題になっているが,香港にいたらそんなことは考えていられない。現地料理を食べないわけにはいかないから,農薬が入っていようが,いまいが,衛生に問題があろうが,なかろうか,短期間の滞在なので耐えなければならないのは仕方ない。子どものころから散々,合成の着色料や保存料,甘味料など問題があるようなものはたくさん食べてきているので耐性は十分にあると思う。
 
↓料理の数々
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↓メニュー表の抜粋
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食べ終わったら,「マイターン!」(お勘定)と店員にいうと伝票を持ってくるので,その額をテーブルで払えばよいが,1000ドル札は偽札があるらしく,受け取りを拒否する店員もいるので,100ドル札をたくさん持っていた方がよい。それでも強行に受け取らせ,お釣りをもらったが,強く拒否する場合があるので,ご用心を。高級レストランでない限り,1000ドル札を使うことはないし,そのような店はカード支払いにするだろうから,香港では1000ドル札の必要性をあえて感じない。

↓遅くなればなるほど欧米系の人たちの割合が増えてくる
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