2012年05月11日
ウブドの市場(後編)~バリ島14
category - バリ島(インドネシア)
2012/
05/
11ウブド市場の中で建物に入っているのは主に衣類,民芸品などを売る店で,どこも間口が狭く,小規模だ。長い間展示されていて誇りっぽいものもなくはないが,品数はわりと豊富なので,市場外の専門店よりは掘り出し物はありそうだ。一方,テント張りの店舗は民芸品も多いが,食べ物も多い。食べ物は熱帯のフルーツやバリの菓子、などである。お供え用のチャナン?もいたるところで売られている。他のアジアの市場のように,飲食屋台がないのは,スペースがないからだと思われる。市場全体がごちゃごちゃしていて,意外と狭い。東西は150m,南北は60mほどしかない広さの場所である。そこに200~300店舗くらいは入っているだろうか。観光客の多い市場だけに,木彫り系の民芸品やバティックなどの布を売る店は多い。ときどき日本語で,「ローレックス500円」と声を掛けてくるおじさんもいる。無視しながら,「そんなわけないだろう」と自然とつぶやいてしまう。午前9時ごろに歩いたが,売る人は多いのに,客はまばらで,その多くは欧米系の人たちである。南部のクタ周辺からのウブド日帰りツアーでは,市場に寄ることはあるが,時間帯はもっと後である。ウブド滞在の日本人はここに何時くらいに来るのかはわからないが,日本人の姿を市場を去るまで見かけなかった。時間帯が異なるのか,やはり訪れる日本人が少ないのか。【2012/5/11(金) 午後 11:16】 |
↓市場の東側の通り
市場に接してすぐ東隣にバリ・ヒンズー教の小さな寺院があり,祈りをささげる女性が絶えず出入していた。バリにはとくに寺院が多い。とくにウブドは町がこじんまりしていることもあって,寺院の大小はあれど,50m歩くと1つはあるような気がする。ギリシャのミコノス島みたいに島全体で400もの教会があるのと似ていて,たいへん寺院の密度が高い町である。 |
↓寺院で祈る人々
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