2007年12月
一万軒の巨大市場4 一般店舗市場>南部・裏通り~ソウル88
category - ソウル
2007/
12/
09南部と西部の裏通りは青果・魚・肉などの生鮮食料品が多い。とはいえ,雑貨や衣料などの店も混在し,肉を売っている隣で衣類が売られたりしていて,人々の活気も他の場所よりはあるように思える。東京よりカラッとしているとはいえ,真夏の炎天下でも,屋外で魚が売られている。日本と同じような魚を食すので,見ていても何ら違和感は覚えず,日本の市場と見間違うほどである。タコ,イカ,タチウオなどおなじみの魚ばかりである。韓国伝統菓子を売る店もある。韓国の菓子は餅米を使うものが多く,それに餡やナッツを組み合わせたりするので,日本の菓子とはちょっと違うが,ケーキの部類とはまったく違い,日本には近い。甘さは和菓子よりもあるので,甘党ではない限り,たくさんは胃袋に入らない。【2007/12/9(日)午前9:52】 |
↓魚市場
このあたりの裏通りは,表通りよりは狭い(写真4番目)。食品を売る店と飲食店(といっても屋台に毛の生えたよう店だが)がひたすら並び,店主がそばで待機しているのだが,午前中は来客もまばらで暇そうにしている。ここが混雑するのは朝の早いうちと夕方だろう。奥に入っていくと暗い通りもある。仕事をしているのかしていないのかわからないほど,シーンとしていて。時折,出前を運ぶおばさんが通り過ぎるくらいの路地である(写真5番目)。出前は頭の上に載せて運ぶのが基本で,どこかしら東南アジアを髣髴させる光景だ。さらに南下すると,アーケード上の食堂街に達する(写真6番目)。通りを挟んで両側にカウンターだけの小さな店が20店ばかり並んでいる。夕方ともなると,ちょっと一杯とおつまみ目当てに来る人も多い。日本の屋台感覚だが,値段はこちらは激安で,ぼったくりはまずないので,安心して食べたり,飲んだりすることができる。他にも安い店が多く集まっているので,南大門市場でお腹がすいたらこの辺りで食べるのも一案である。 |
↓裏通り
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会社発海外行
category - エア&エアポート
2007/
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08マルタへの旅は,二度目の,会社から成田空港直行となってしまった。願わくばやりたくないのだが,スーパー多忙会社員は非常手段としてこの手を使うしかない。前回はソウルへの短距離だったし,羽田出発だったので気が楽だったが,今回は午前中出勤し,仕事場のある千代田区から成田に電車で移動し(荷物は業者に頼んでおいた),空港でラフな格好に着替えて,という段取りで,無事夕方発の便に間に合った。今度は成田→香港→ロンドン→マルタという遠回り経路なので,体力勝負というところがあり(とくに香港→ロンドンの夜行便は14時間もかかる),仕事をした後に3便連続で飛行機に乗るのはつらかった。【2007/12/8(土) 午後 0:30】 |
↓成田空港第2ターミナル72番搭乗口
最近は短期強行軍のツアーをよく目にする(行ったわけではないが,旅行パンフレットに頻繁に目を通すので)。グアムへ金曜の夜に出発して,月曜朝に帰ってくるツアーは以前からある。宣伝文句に「会社を休まなくても行ける」と言っているが,若い人でない限りつらい。やはり,日々忙しい会社員を旅行に行かせようという旅行会社の魂胆が見え隠れする。今年からはチャーター便がよく出るようになったマカオでも同じパターンがあり,金曜深夜に羽田を出発,月曜未明に羽田に帰ってくるというものである。せっかく海外旅行に行くなら,旅行の前後に1日でも休みが欲しいものだが,3年前にギリシャに行ったときは,9日間の旅行を終え,家に夜中12時近くに帰ってきて,翌日は5時半に起きて会社に行ったという強行軍もあり,旅行に行くと心身ともに疲労感だけが残るようになってきた。年をとったと感じるこのごろである。 |
↓羽田空港の国際線ターミナル搭乗口(ソウル〔金浦〕と上海〔虹橋〕行きが実質の定期便)
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ヴァレッタの日曜市は何でもあり(中編)~マルタ22
category - マルタ
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06日曜市をバスターミナル側から見ていくとまずお菓子屋がある。マルタ独特の甘いクッキー系やヌガーが並んでいるが,買おうとする人は見当たらない。マルタのCDやシーツ,レースやデニムのバッグ屋やTシャツなど衣類の店がバスターミナルの手前側には多い(写真2~3番目)。【2007/12/6(木) 午後 9:29】 |
↓菓子屋
その次には映画のビデオテープ。日本ではもう当たり前になったDVDというのは見当たらず,「ブルース・リー」などの相当古い映画のビデオが多く売られていた。ビデオテープというのがレトロな証拠でもあるのだが...(写真4番目)次にがらくたのオンパレード。ただし,レトロなインテリアとしてはオシャレなものもあるので,よく見てモノを見極める必要がある(写真5~7番目)。 |
↓ビデオテープ
次に置物などのインテリア関係,タオルなどの実用品,おもちゃなどゆっくり見てまわるとかるく1時間はかかってしまうであろうオープンマーケットである。売れる,売れないは二の次といった雰囲気がひしひしと感じられるマーケットでもある。 |
マルタの地図(自作)
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コメダ珈琲店がやってきた
category - Diary
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04『コメダ珈琲店』,愛知県や愛知県寄りの岐阜県,三重県にお住まいの人なら知らない人はいないだろう。フランチャイズで100店舗以上を持つ珈琲店チェーンだ。近年,関東への進出が始まり,まずは東京多摩地区から開拓が始まった。すでに橋本,町田森野,町田鶴川などに出店しているが,先日,稲城向陽台にもオープンした(写真1~2番目,JR南武線南多摩駅か京王相模原線稲城駅下車)。そして時期は前後するが今年は多摩川を渡り,東京23区(大田区蒲田)へも進出を果たしている。【2007/12/4(火) 午後 9:07】 |
↓コメダコーヒー稲城向陽台店
この店の特徴は,郊外店の場合,山小屋風の喫茶店(けっしてカフェではない)で,固めのソファに座ってゆったりとお茶や軽食ができる。朝メニューには「モーニング」があり,昔ながらの喫茶店という雰囲気を色濃く残している。ブレンドコーヒーは400円で,酸味のほとんどない苦味系である。またコールドドリンクは,変わったガラスの容器(長靴の形をしたグラスなど)に入って出てくるが,それは見てのお楽しみである。写真はオープンメニューのチリ・ドッグである |
ここで最も特筆すべきことは,この店独自の「シロノワール」である。暖めた丸いクロワッサン生地の(直径15cm)の上にバニラアイスクリームを乗せ,メイプルシロップをかけて食べるという代物で,相変わらずの人気ナンバーワン商品である。暖かさと冷たさのハーモニーが楽しめるので,季節を問わないデザート?だ。パンとアイスクリームなので,主食かデザートか判別がつかないが,女性には人気だ(560円)。これも実物は見てのお楽しみ。 |
↓ブレンドコーヒー
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沖縄の食の宝庫~石垣島3
category - 石垣島
2007/
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04石垣市の離島さんばしの西端の北に730交差点がある。そこを北に進み,左に八重山郵便局が見えたら,手前を左折すると「あみぱやモール」というアーケード街が見えてくる。アーケードはあるものの,左右には物販屋台が並び,この地方のありとあらゆる食料品や雑貨が売られている。売人は地元のおばあちゃんが大多数で,まるでソウルの市場を見ているようだ。本土では見ることのない食べ物が多い。ここは石垣島の食の宝庫といえる。中間あたりに公設市場もあり,そこでは土産物としての高級素材も売られている。売られているものを見ると,乾燥のパパイヤ(野菜と果物の2種類ある),パッションフルーツ,塩(石垣でも与那国でも宮古でも塩の精製が行われている),ウコン,しまとうがらし等がある。ウコンはこちらでは「うっちん」と呼ばれ,野草茶として飲まれている。もともと肝臓にいいとされ,酒飲みには絶好の植物だが,胃炎や食欲不振にもよいとされる。八重山の不老長寿に関係があるかも(写真3~4番目)?アーサはアオサのことで,岩海苔である。汁に入れてアーサ汁にして食べるのが一般的である。紅いも粉,黒糖(菓子代わりで食べるが,泡盛のつまみとしても重宝する),ドラゴンフルーツ(キウイのような味と食感はくせになる。これから東京も熱帯化するのでぜひドラゴンフルーツを栽培してほしいものだ)もある(写真5番目)。海ぶどうは海草だ。プチプチ感があり,くせのない味だ。居酒屋メニューに必ずあるので,こちらを訪れた人は飲みに行けば食べられる(写真6番目)。【2007/12/4(火) 午後 8:18】 |
↓「あみぱやモール」
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