2007年02月07日 - Yukky's ワールドウォッチング
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2007年02月07日

        

激臭フードの王様・臭豆腐にチャレンジ~台北57

category - 台北
2007/ 02/ 07
                 
2004年に初めて台湾を訪れた時,初体験の「臭い」であった。「匂い」と書かないのは大多数の人にとっていい匂いではないからだ。臭いの主は「臭豆腐(チョウトウフ)」である。屋台では定番メニューになっていて,好きな人は相当好きで,病み付きになるらしい。最近の若い人には苦手な人も多くなってきていると聞いたことがある。臭豆腐は製造の工程こそ定かではないが,明らかなのは豆腐を発酵させたもので,何といっても臭いがすごいという事実である。アンモニア臭なので,日本にある台湾料理店のメニューにはない(食品衛生法で臭いが禁止されている)。よってこの臭いを嗅ぎたければ台湾に行くしかない。屋台で臭豆腐を作っている場合,数メートル以上離れていてもほのかに臭ってくるので,敏感な鼻でなくとも,「近いぞ!」というのがわかる。
臭豆腐にはそのままのものと揚げたものとの2種類あるが,後者の方が臭いは少し抑えられている。2004年にはパスしたが,2006年ついに士林夜市で揚げた臭豆腐に挑戦した。臭豆腐の盛られた皿がテーブルに置かれたときは一瞬臭わなかったが,それも束の間,「プーン」と鼻につく刺激臭がたまらなかった。それでも20~30cmの至近距離にいて窒息するほどにはならなかったので,やはり揚げてある効果か。恐る恐る口に運ぶと,変な表現だが口の中に激臭が広がる。何とか食べられるが,量はいらない。一口で充分である。ビールを飲んで口をすすぐような食べ方で難を逃れたが,この臭いを優秀な鼻が記憶していて日本に帰国してからも,近くに臭豆腐がないのにもかかわらず臭いがするという変な現象が2~3日続いた。恐るべし臭豆腐。話のタネに絶対食べることをオススメしたい!日本ではけっして嗅げない臭いである。病み付きになればあなたは立派な台湾人だ。【2007/2/7(水) 午後 9:08】

↓刺激臭が伝わらないのが残念な臭豆腐
https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-a4-fe/laxjfk2002/folder/896810/90/28409790/img_0

↓揚げているおじさん
https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-a4-fe/laxjfk2002/folder/896810/90/28409790/img_1

↓隣の店にも同じメニューがあった(30元)
https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-a4-fe/laxjfk2002/folder/896810/90/28409790/img_2

            
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