2006年06月16日
高さ390mからの台北眺望1・西と北~台北5
「台北101」のエレベーターは文字通り世界一速いエレベーターである。5階の乗り場から89階の展望台までたった37秒しかかからず,乗っている最中に気圧の変化で耳鳴りや頭痛になることもない。エレベーター内は星が輝き,高さの表示が出る。どこのメーカーかと思ったら東芝製であった。S社製ではないのでひとまずご安心を!外国人(西洋人)が多く,日本人は確認できなかった。展望台フロアはエレベーターを中心にして1周できるようになっていて,台北市内が360度展望できる。西の方向には,このビルができるまで台北一高かった新光三越ビルが見える(写真1番目・・・右上の高い建物)。このビルができたせいで,新光三越ビルの展望台は営業を止めてしまった。その新光三越ビルの下には台北駅が大きく居座っている。そこから右側(北)にかけて,中山や士林など日本人旅行客やビジネスマンにもおなじみの商業地域やオフィス街がある(写真2番目・・・遠くに見えるのが淡水河)。手前に来るにしたがって,開発が新しい地域になり,ビルのすぐそばは比較的新しい地区である。しかし,そのような地区にも古い家屋が点在していて,新旧入り混じった地区が圧倒的に多い。西から北に目を移すと,遠くに丘陵が見えてくる。その向こうには天母などの外国人居住地や故宮博物院などがある。丘陵の手前の内湖地区は交通の便の悪さから開発が遅れていたが,昨年大きなショッピングタウンがオープンし,もうすぐMRTも開通するので,開発に拍車がかかるとみられる(写真3番目・・・中央左に見える丸い惑星のような建造物は京華城ショッピングセンター)。北側のすぐ手前には台北市政府(市役所とはいわない)がある(写真4番目・・・右側の道路の突き当りが,ひとつ前のブログ記事「台北4」の写真を撮ったところ)。そこから右(東)に2kmほどいくと台鉄松山駅に到達する。この駅の北側には夜市街,南側には服飾特区があり,夜は大変賑やかな街である。写真5は展望フロアーの様子。【2006/6/16(金)午後11:01】
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