2006年04月22日
酷暑ゆえか省エネに無関心な街~ハノイ14
ハノイにはインターネットカフェ・巨大市場などに冷房装置はない。ないから開けっ放しなのだろうと思っていたが,小奇麗なカフェで冷房装置がついているところでも開けっ放しである。省エネに気を配らない国だなと思ったが,日本も高度経済成長の時は環境などには見向きもしなかったので,40年ずれているが,経済発展の方が重要であるらしい(写真1番目・2番目はそれぞれ休憩で入ったカフェ内から撮ったもの。扉は開けっ放しで,外気温37℃がそのまま伝わってくる)。暑さに弱い人はベトナム,とりわけハノイはやめた方がいい。冷房の効いた店など皆無に近い。あえて言えば,「スーパーマーケット」だけは生鮮食料品もあるので冷房が効いている。
電力需給はなんとかなっているようで,滞在中停電はなかったが,夜の街はとにかく暗い!ネオンがない以前に街灯がまともに完備されていない。とくに旧市街は店を閉めてしまうと急に暗闇になり,ひとり歩きは危ない。街灯の数は極端に少なく,首都とは名ばかりで,社会資本に関しては,まだまだである。
ノイバイ国際空港に夜10時過ぎに着いて,市内に向かう車からは明かりはほとんど見えなかったので,田舎に行くと,夜はどうしているのだろうか。
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アト・ミリの風車~エーゲ海19
ミコノスタウンにはアト・ミリ,カト・ミリと名づけられた風車がある。アト・ミリの風車は海を見下ろす絶好の高台に1基あり(写真1番目),行くと古老が一人入口付近にいたので,中に入っていいかと尋ねると,ご自由にどうぞ,と返ってきたので,中に入った。中央に大きな歯車があり(写真2番目),それを取り囲むように外壁に沿ってらせん階段がある(手すりはないので,こわい!)。上に行くと,小窓があり,そこからのミコノスタウンの眺めは最高であった。無料で見学できる風車はここだけのようである。一般にはボニの風車と呼ばれている。アト・ミリの風車を後にして,街へ降りていく。道は狭く,人には会わない(写真3番目)。ちょうどシエスタの時間帯なので皆家の中で昼寝をしているのだろう。ときどきネコに出くわしたが,ネコにシエスタはないようだ。【2006/4/22(土) 午後 6:37】
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市場は熱気でムンムン!ハンザ市場~ハノイ13
外気温37℃と,人々の熱気で屋内の市場の中も暑い。冷房などという気のきいたものはないので,直射日光がないといっても湿気でムンムンする市場。ここハンザ市場の商品構成は1階が食料品や靴・雑貨,2階が衣料品・生地となっている。靴のとなりに食肉売り場があったりする。肉の売り場では鶏の解体も行っているので,見る価値はある。
2階は衣類,生地の店がぎっしり入っている。その割には,1階に比べ人は少ないので,キョロキョロと歩いていると,必ずどの店も声をかけてくる。中国の市場のように腕をとって店に連れ込もうとはしないが,口調は強引そうである。絹が欲しくて,気になった店の店頭で電卓を見せて値段交渉をするが,なかなか値を下げてはこない。日本人と知ってかどうかはわからない(こちらは英語を使うので)が,物価の割には高いイメージである。結局2~3軒まわったが,納得する値段の店はなかったので,あきらめた。1階は全体に薄暗く,前述のようにごちゃごちゃの世界で,陶器・靴・雑貨・フルーツ・飲食店・肉屋などが隣り合い,匂いが混ざり合っている。
写真1番目は青果物売り場,写真2番目は靴売り場(遠くに陶器売り場),写真3番目は1階に肉売り場(その上に衣料品・生地売り場)。
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美味!豚肉・サムギョプサル~ソウル12
「藤の木」はソウルにあるチェーン店で,豚が専門。韓国の焼肉店は肉別に専門店化されていて,牛肉,豚肉,鶏肉などが一つの店で食べられることはない。また犬を食べる習慣がまだ残っていて,ポンシタンなどが人気である。犬肉の店は,ソウルオリンピックを契機として表からは消えつつあり,表立ってはお目にかかれない。豚肉の焼肉でも一番人気は,三枚肉のサムギョプサルで,「藤の木」は明洞にも,世宗ホテルに近い方にある。通りに面して中が一目で見え入りやすい(写真1番目)。若い人が多く,1人前8000ウォンのワインに漬けた豚の三枚肉は,ブロックで持ってきて,プレートの上で,切ってくれる(写真2番目)。ゴマの葉やキムチはもちろん食べ放題(写真3番目・韓国ではあたりまえ)で,脂ののった熟成肉はこの上なく美味しかった。比較的リーズナブルな値段と,明洞という場所柄,若い人が目立ったが,日本人にはお目にかからなかった。【2006/4/22(土)午後1:07】
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つり銭をごまかす市場の娘~ハノイ12
ベトナムでは青空の下で,フルーツなどを販売しているが,つり銭には気をつけたい。ハノイのホアンキエム湖に近いストリートで美味しそうなドラゴンフルーツを見つけ,2個買った。相手は歳格好はまだ10代後半の少女であった。1個7,000ドンだったので,2個で14,000ドン,そこで10,000ドン札2枚(=20,000ドン)を支払ったら,釣りが1,000ドンで2枚返ってきた。おかしい?!・・・このように後日文章に書くと,きちんと整理され計算できるが,その場でやり取りをしているときに,これが瞬時に計算できないと,釣りをだまされかねない。まして37℃の炎天下では,頭もまわらなくなるのが普通である。またベトナムのドン札はゼロがやたらに多いので,金銭感覚がおかしくなる。
すぐにその場で気づき,釣りが足りないと身振りで訴えると,悪びれもせずに「ばれたか~!」という顔で,さらに1000ドン札を2枚返してきた。これでもまだ足りないので,さらに訴えると観念したように残りの2,000ドンも返してよこした。謝る様子もまったく見られなかった。
ベトナムはこの手の詐欺行為は日常茶飯事なので,市場での買い物は気を許せない。経済発展が続くベトナムでも,貧富の差はまだ大きく,その日暮らしも多そうだ。写真は2枚とも旧市街の様子。
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