ドイツ
ハイデルベルク城からの眺望~ハイデルベルク2
category - ドイツ
2016/
09/
19ハイデルベルク城からの旧市街地の展望は実に素晴らしい。赤茶けた屋根と白色を中心とした淡い色の壁の建物が並び,まるでリトルフィレンツェのようである(写真1番目・2番目)。旧市街で最も目立つのは聖霊教会である。また手前にはハイデルベルク大学の校舎も見える。ネッカー川にかかるカール・テオドール橋の方に目を移すと(写真3番目),川の向こうの斜面にもかわいい木組みの家が点在する(写真4番目)。このあたりの斜面にはネッカー川に並行して「哲学者の道」がある。ゲーテをはじめ,詩人や哲学者が歩き,思いにふけったのでこの名前がついたところである。【2016/9/19(月) 午前 10:37】 |
↓ハイデルベルク城からの眺め
城と旧市街~ハイデルベルク1
category - ドイツ
2016/
09/
19ハイデルベルクはドイツ最古のハイデルベルク大学のある都市で,学生の町として有名である。ゲーテやショパンなどが訪れた町である。見所は旧市街であるが,中央駅は町の西方にあるので,駅からは東に進むことになる。旧市街の中心になるのが聖霊教会のあるマルクト広場とハイデルベルク大学のある大学広場である。このあたりにはホテルやレストラン・物販店が多く,時間つぶしにも事欠かない。旧市街を歩くと,ハイデルベルク城をバックにした街並みの水彩のスケッチ画が売られている。もちろん素人のスケッチであるが,部屋に飾っておくには十分な出来栄えで,お土産にはもってこいである。ギリシャではこのような絵が油絵に替わっていたが,ヨーロッパのお土産はシャレている。写真より絵になる風景だからだろう。丘に建つハイデルベルク城は2回の戦禍を受けたことがある。しかし,それでも形をとどめてハイデルベルクの街を見下ろす丘の上に古めかしいレンガ造りの姿で建っている。旧市街からはどこからでも見ることができる。【2016/9/19(月) 午前 10:36】 |
↓旧市街
古城とローレライ~ライン川3
category - ドイツ
2016/
09/
19ライン川~とりわけマイン川と合流するマインツから下流,コブレンツの間~には古城が多い。ブドウ畑と古城を見ながらのライン下りとなる。名前だけでも由来は何だろう?と興味のわく城も少なくない。ネコ城にネズミ城,はたまたネズミの塔など,ガイドブック片手に本物を見ながらの学習の旅は,机上で勉強するより鮮明に記憶が残る。ネコ城は,城主がネコ城と呼んだのを皮肉って,対岸の城主がネズミ城と呼んだことに始まるらしいが,これらの城は住居であるとともに,川を行き来する船から通行税を取っていた。ライン川下りの最大のハイライトは,ローレライである。水面から突き出た130mほどの岩山で,以前はこの辺りは川幅が狭く川底が複雑で,船がよく遭難する難所であった。ローレライとは不実な恋人に絶望してライン川に身を投げた乙女で、水の精となった彼女の声は漁師を誘惑し、破滅へと導くというローレライ伝説になって語り継がれている。そのうちにザンクト・ゴアールを経て,対岸のザンクト・ゴアルスハウゼンに着く。船はこの先まだ航行するが,ツアーではここが終点だ。【2016/9/19(月) 午前 10:34】 |
↓ブファルツ城
リューデスハイムからザンクト・ゴアルスハウゼンへ~ライン川2
category - ドイツ
2016/
09/
19リューデスハイムからは観光船に乗って川下りを楽しむことができる(写真1番目)。ライン川は国際河川らしく,客船だけでなく貨物船の往来も多い。船のデッキに出ていると,いろいろな船に出くわして楽しい(写真2番目)。ところどころで停船し,客が乗り降りする。停船場には必ず万国旗がたなびき,歓迎ムードが感じられる(写真3番目)。両岸にはそれぞれ線路があるが,国際列車は川下に向かって左側,つまり川の西側を頻繁に通り過ぎていく。もう一方はローカル線らしい。また,両岸の街並みの後方にはブドウ畑が点在している。ドイツは白ワインの代表的な産地で,この辺ではフランケンワインが有名である。寸胴なビンに詰められていてさっぱりした味わいである。フランクフルトあたりではよく飲まれている。この辺り「ライン川中流上部」は2002年に世界文化遺産に登録された。【2016/9/19(月) 午前 10:33】 |
↓遊覧船による「ライン下り」の始まり
ドイツの母なる川~ライン川1
category - ドイツ
2016/
09/
19ドイツにはライン川とドナウ川というヨーロッパ二大河川が流れているが,ライン川は観光の名所である以上に,交通の要である。とくに北部にしか貿易港をもたないドイツにとっては,ライン川沿いの港で品物を船に積み,オランダのロッテルダムから外海に出れば,貿易が可能である。ライン川を見下ろすリューデスハイム(フランクフルトから車で1時間ほど)の高台(ニーダーヴァルト)にゲルマニアの女神の記念碑が立っている。これはドイツ統一(1871年)を記念して1883年に建てられたものである。このあたりは川の両岸に山の上までブドウ畑が点在し,教会を中心とした町が形成されている。この高台まではライン川沿いのリューデスハイムの町からゴンドラリフトが出ていて簡単に登ることができる。【2016/9/19(月) 午前 10:30】 |
↓ゲルマニアの女神の記念碑